俳優の高知東生さんが「高学歴の人ほど『学歴なんて関係ない』という」との意見をツイッターで発信しています。
さらに「中年過ぎまで一流企業に勤めていた人が『企業に頼る時代じゃない』と声高に叫ぶ。大人になって見えてきた景色を若者にいきなり結論だけ押し付けて惑わせるのはやめようと誓う」と続け、最後に「やってみて分かった事と、最初から持たざる者として生きていくのでは全く違う」結んでいます。
いっていることは間違いではありませんが、なんというか、いまさらという感じですね。
大体、「学歴なんて関係ない」であろうが「企業に頼る時代じゃない」であろうが、好きなようにいわせておけばいいじゃないですか。
そんなことに惑わされることはない。
単なる逆張りでしょう。
いわせていただけば、自分に学歴がなくて「学歴なんて関係ない」という人は、大成功していない限り、負け惜しみだと思いますね。
学歴が関係あるかないかは職種とその人の能力によるでしょう。
能力がない上に学歴もなければどうしようもありませんからね。
「企業に頼る時代じゃない」についても同じことです。
これも能力がない人間がいうと負け犬の遠吠えでしかありません。
まあ、一流企業のカンバンを背負わずに仕事ができる人間がどれだけいるかについては非常に疑問ですが。
まったく関係ないですが「カンバン」といえば、大昔、ある日仏通訳がトヨタの「かんばん方式」について、トヨタという大きなカンバンを背景に有利に交渉を進めることなんて説明していました。
一応説明しておくと、かんばん方式とは「生産現場で連続する工程間の仕掛在庫を最少にするための仕組み」ですね。
彼は一流とされていたのですが、知らないことを知らないと認めるが嫌な性格のためにこんないい加減なことをいったのでしょう。
聞いたほうも正解を知らなかったので、なんとか恥を掻かずに済みましたが。
それはそうと、この通訳や翻訳も学歴や企業は関係ないですね。
正に実力の世界で、どんなに有名な学校を出ていようが、技術がなければまったく評価されませんし、仕事でミスればそれで終わりです。
ただ、一流の通訳者・翻訳者の養成学校はあります。
本当にその学校の卒業免状を持っているだけで、ほっておいても仕事がヤマほど来るようです。
普通、学歴うんぬんするときに技術系の養成学校のことは考えないでしょうが。
ついでに書いておくと、高知さんも俳優として生きてきたのですから、このあたりのことは百も承知のはずですが、何か嫌なことでもあったのかな。
まあいろいろとあったのでしょうね。
偉そうなことをいうつもりはありませんが、勉強ができて、個性的に生きる気がないのなら一流大学を卒業して、官僚になるか有名企業に就職すればいい。
ただ、高知さんが気にするほど、若い人たちは「学歴なんて関係ない」とか、「企業に頼る時代じゃない」なんて綺麗事は信じていないと思いますが。
では