「サイゼリヤで満足」に反発する人は海原雄山をどう思うのだろう?
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突然ですが、みなさんは「サイゼリヤ」によく行かれますか。
私の家の近くにも3軒ほどありますが、私は2∼3回行ったことがある程度です。
特別の理由はありません。
元々、外食をあまりしないので。
味については、後に書くように、いろいろと差し障りがあるので、忘れたことにしておきましょう。
それで、今、ネット上で、ルドルフ=ラッセンディルなる人のこのサイゼリヤをめぐるツイートが話題になっているんですね。
こんな内容です。
「実際の話、『サイゼリヤで満足』してるような感覚は、まぎれもなく『貧しい』んだということは、忘れないようにしたいね。
これは、お金や味覚の問題に限らず。
(あそこが『安い』のはともかく、『うまい』ということになってるのが、個人的にまったくわからんが)」
ううむ、なかなか思い切ったことをいったなあ。
炎上することが予想できなかったのでしょうか。
当然ながら、このツイートに対して、「サイゼリヤが好きで何の問題がある」、「貧しくて悪かったな」といった反発の声が上がりました。
料理系のインフルエンサーも発言しています。
たとえば、料理研究家のりゅうじ氏は、以下のように述べました。
「サイゼリヤで満足するのが『貧しい』のではなく
相手が心から楽しみ、美味しいと思ってるものにケチつけて否定しまう心が一番『貧しい』
『ファミレスをうまいと言ってるようじゃバカ舌だね』とか言う人もよくいますけど
料理や食べ物って突き詰めれば『好み』なんです
好きな絵画や音楽が人それぞれ違うのと同じで食にも好き嫌いがある
ファミレスの素朴な味が好きな人にとってはそれが一番なんです。それを否定するのはマジカッコ悪い」
なるほどねえ。
この意見を称賛する声が多いようですし、なんとなく正論のように聞こえますが、しかし、こういうことは海原雄山にいうべきでしょう。
「美味しん坊」ではもっと過激な意見が頻発していましたし、大したことのない料理を褒めようものなら、目茶苦茶馬鹿にされていましたからね。
同マンガが大ヒットしたとき、どれだけの人たちがグルメを気取ったことか。
みんな突然一丁前に料理にうるさいことを言い出しました。
そんなときにサイゼリヤが好きなんていおうものなら、袋叩きだったでしょう。
そいいえば、ちょっと前に「サイゼで喜ぶ彼女」を巡る大騒ぎなんてのがありました。
このときは「初デートにサイゼを選んだ時の女性側の反応によって、金目当ての女を排除できる」と、明らかにサイゼリヤを下に見ていたのですが、反発の声は上がっていません。
どうもネット世論はそのときの気分で右往左往するようです。
ただ、今回「サイゼリヤで満足・・・」が炎上したのは、ツイート発信者自身とその上から口調が嫌われたのだと思いますが。
ところで、上記のリュウジ氏に対して「アンチフェミ」「ミソジニー」「オス」などの言葉がぶつけられているとのことです。
本当に何がなんだかわかりませんが、いつなんどきどんなことで批判されるかわからないということでしょうか。
怖い時代だなあ。
では