<この記事の対象>
・ちょっと受験が長期化している
・すでに長期化した
そんな状態で、少しへこみ気味の方が対象の記事です。
3か月で合格した!
超短期合格の秘訣!!
効率的な勉強法!!!
みたいな話って、結構ありますよね。
キャッチーな表現なので、気にはなると思います。
これまでだいぶ時間がかかっているし、「短期」とか「効率」という言葉を聞くと、勉強の仕方を大きく変えないといけないのかな…、と焦ってしまう人がいると思います。
でも、どうでしょう。
元々、何かを「短期」にやるとか、「効率よく」やることって、とても難しいことですよね。
先日、申請業務に必要な「役員一覧表」というものを作成していました。
自治体の様式がちょっと特殊で、でも一発でコピペをしたくて、いろいろネットで検索をしたりしていたのですが、なかなか良い方法がありませんでした。
結局、調べるのに30分ほど使ったあげく、1つ1つの情報をコピペする原始的な方法を選択しました。
だったら、最初からその原始的な方法でやっていた方が速かったわけです。
安易に、短期に効率よくできそうな方法がないかを探したために、時間を浪費してしまいました。
無理に効率的な方法を考えないで、シンプルにやった方が速いことがある、というのは、試験対策でも同じです。
短期合格をすることは、もともと難しいことなのです。
行政書士試験のような、そもそも合格が難しい試験に対して、さらに「短期」という条件を課してそれを果たされた方は、確かにその点で賞賛されてよいと思います。
しかし、それはその人の話です。
自分が同じように難しいことをする必要はないですよね。
準備に1年かかるなら、1年前から始めればよいだけです。
これまで時間をかけてきたなら、それを前提に次の合格に向けて勉強を組み立ててしていけばよいだけです。
変に勉強の仕方をいじって針の穴に糸を通すようなことを狙わずに、じっくりと進んでいただきたいと思います。
とにかく、着実に。