死んだら人はどうなるの?

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今朝方夢を見ました。

私はなぜか沖縄に行かなくてはならず、荷造りをはじめたのですが手際が悪くてなかなかまとまりません。
友達A子が「もーっ! ここにこれ入れて! 薬は? 傘は?」
いろいろ指示してくれて、私はなんとか飛行機に間に合いました。
起きてから、その友達を夢に見たのははじめてだったことに気づきました。

A子は三年前に亡くなっており、今日は月命日でした。

とても元気で、段取り上手な肝っ玉かあさんみたいな女性でした。
訃報を聞いた時は冗談としか思えませんでした。
心臓に持病があったことは、その時初めて聞きました。
葬儀が済んだ後に思ったことは「A子は全部片付けてから逝ったな」ということ。
それくらい、いろんなことが片付いていたんですよね。

A子が亡くなった後に起こった不思議なこと


A子は面倒見がよく、自分の職場の後輩たちの悩みを親身になって相談を受けていました。
転職したい子には転職先の情報を集め、結婚を考えているがお金がないという後輩には身内のみの手作り結婚式をプロデュースし、彼氏がいない子には知り合いの男性を紹介し、デートをセッティングしたり。
彼女が亡くなった時には、転職したい子は新しい職場に移っていたし、彼氏がいない子は紹介した男性とうまくいっており、結婚する子はパーティー会場の予約まで済んでいました。

A子がかわいがっていた子たちは、みな人生のコマを進めていたのです。

またこんな不思議なこともありました。

彼女の通夜、葬儀の日は平日でしたが、彼女の仲間たちは全員が両日出席できました。
なぜなら、その日はみんなで温泉旅館に一泊する予定だったからです。

また、こんなことも。
彼女が亡くなったのは1月でしたが、その前の月の12月に私の店でクリスマスパーティーをしたんです。
A子は交換用のプレゼントとは別に、女子全員にプチプレゼントを贈っていました。
それはなんと黒いタイツ。

真冬の東北地方で行われた葬儀に、彼女の友達はみな貰った黒いタイツを履いていきました。
誰かが口にしました。

「A子さん、最後まで段取りしていったね」と。

死期は決まっている



人の死期はだいたい決まっている、というのはスピリチュアル系の書籍を読めば、何度か目にする記述です。
たぶん、決まっているんだと確信するような出来事でした。

しかし、亡くなってからあの世に行くまでの間、魂は自由に動き回ることができるようです。
私の店で、A子がいつも座っていた席にグラスを置いておきました。
そうすると不思議と彼女と仲が良かったお客様が集まりました。
そして誰かしらが口にします。
「A子さん来てるね」と。
彼女が好きだった店のマスターも「A子さん、うちにも来たよ」と言ってましたし、姿は見えないけど、生きていた時と同じくカウンターに座ってお酒を飲んでいたにちがいありません。

また、こんなこともありました。

私と夫は葬儀の一週間後に伊豆にドライブ旅行に行きましたが、霊感の強い夫がこんなことを言いました。
「A子さん後ろについてきてるな」と。
後ろを見てみましたが、私にはわかりません。
しかし、彼女は私たちと一緒に伊豆の景色を楽しんでいたのかもしれません。

亡くなった彼女は好きな場所を周り、好きな人たちに挨拶周りをしてからあの世に旅立ったようです。
そして時々はこの世に帰ってきて、好きな人たちのことを見守っているようです。

身近な誰かを亡くした方は、どうか悲しまないでください。
その方はきっと時々はこの世に帰ってきて、あなたのことを見守っていますよ。





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