「介護の準備」と聞いて、あなたはまず何を思い浮かべますか?
おそらく「介護施設の費用」や「介護保険の手続き」といった、大きなお金や制度の話ではないでしょうか。
もちろん、それらは非常に重要です。
しかし、私の実体験も含めて申し上げますと、いざ親が倒れたその瞬間、最初に家族を襲うのは、「もっと身近で、細かいことへのパニック」なのです。
私が父の介護に直面した際、「ああ、これを聞いておけばよかった!」と頭を抱えた、意外な盲点がいくつもありました。 今日は、多くの人が見落としがちな「5つの盲点」をシェアします。
1. スマホ・PCのパスワードがわからない
連絡先、ネット銀行、サブスク契約...。親のスマホは情報の宝庫ですが、ロックが開かなければただの箱です。緊急時の連絡先すらわからず、途方に暮れることになります。(取引銀行がどこか?取引証券会社はどこか?も確認していないケースも結構あります。)
2. 「遺影」に使える写真がない
縁起でもない話ですが、もしもの時は突然訪れます。「元気なうちに、良い写真を撮っておけばよかった」大量のアルバムをひっくり返しながら、画質の粗い集合写真しか見つからない焦りは、精神的に堪えます。
3. 家の「不用品」が多すぎて、退院後の寝場所がない
在宅介護にするにしても、部屋が物で溢れていては介護ベッドも置けません。しかし、親にとっては「思い出の品」。勝手に捨てればトラブルになります。元気なうちの整理が不可欠でした。
4. 葬儀や宗派の希望がまったく不明
「うちは何宗だっけ?」「お墓はどうするつもりだった?」 すぐには必要がないケースも多いかもしれませんが、いつかはかならず大づれます。ましてや、危篤状態になってしまったら、親にそんな話はできません。(しかし、決断の期限は待ったなしで迫ってきます。)
5. 実家以外の「不動産」や「権利書」の場所
空き家になった実家の管理や、山林などの処分。権利書がどこにあるのか、そもそもどんな資産があるのか。これらが不明だと、後の相続手続きで膨大なエネルギーを消耗します。
これらは全て、親御さんが元気で、意思疎通ができる「今」なら、(物理的には)確認するのに1時間もかからないことばかりです。
しかし、ひとたび認知症が進んだり、意識が混濁したりすれば、永遠に答えがわからなくなってしまいます。
いざというときに慌てない、心身ともに疲労が蓄積しないために、
「私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ」に参加頂くことも非常に有効な最初の一歩といえます。
是非ご参加下さい!!