みなさんこんにちは!長崎のクリエイター ウズラです。
早速ですが皆さん、デザインをする時、何を重要視しますか?
ここでいうデザインは、チラシやポスターはもちろん、YouTuberがサムネイルを作る際も含みます。
【色】・【文字】・【レイアウト】・【配置するもの】などなど、様々なご意見があるかと思います。
しかし、実はこの答えを出すべき実験が既に行われていたのです。
人が色を認識するまでの流れ
早速ですが、今回のメイン画像。どこがおかしいかわかりますか?
じっくり見ればどこがおかしいかわかりますよね?
普通は男性のマークが青で女性のマークが赤のはずなのに、
この画像は男性のマークが赤で女性のマークが青になっています。
そして、それに気づかずにウズラは女性のトイレに入ってしまいました...
これと全く同じ実験が行われたことがあります。
このイラストのように、男性のマークを赤に、女性のマークを青にした上で男性はどちらに入るのかを試したものです。
その結果、面白いことにほとんどの男性は間違えて女性用トイレに入ってしまったのです。
なぜだと思いますか?
実は非常に単純な理由なのです。
それは、
【色】・【文字】・【レイアウト】・【配置するもの】
のうち、横目で見ても認識できるのは色だけだからです。
横目で見て青い色があれば誰でも男性トイレと思いますよね?
そう思い込めばそれ以上見ないですよね?
これはあくまで一例です。
人がひとつひとつをじっくりと見るシチュエーションは実はかなり限られます。
つまりデザインをする際により印象づけるためには...
上記の実験から言えること、それは、多くの場合人は横目で見ている段階で物事の判断を開始するということです。
例えそれがポスターがたくさん並んでいる場面でも、本屋さんで本が並んでいる場面でも、YouTubeでサムネイルが並んでいる場面でも。(特定の物をじっくり探す場面は除く)
例えばYouTubeであなたが作ったサムネイルが目を惹かないものと仮定します。
動画閲覧者は横目で探している段階で、目を惹くデザインのサムネイルが近くにあれば、目を惹くサムネイルのほうをクリックする可能性が高いのです。
そして、クリックをしたということは、ページが移動してしまうため、せっかくの見られるチャンスを逃してしまうことになるのです。
何を言いたいのか?それは、横目で探していても目を惹く配色にした方が絶対にいいということです。
では、基本的に文字はいらない?
そういう訳ではありません。
例えば、こちらの画像を見てください。
仮にこのようなYouTubeのサムネイル画像があれば、内容が大まか理解できますよね?
それに対して、こちらはどうでしょう?
「いや、食べるの?作るの?食レポ?」
意味がわかりませんね(笑)
このように、いくら配色で目を惹いても、理解ができなければ意味がありません。
理想的な流れは
1.配色で目を惹く
2.その後文字を見てもらって、より興味を持ってもらう
という流れになります。
これは、サムネイルだけではなく、どういったデザインでもほぼ共通です。
でも、これだけの情報だといまいちコツがわかりませんよね?
文字が必要なのはわかった!
「では、どうやれば、目を惹く配色ってできるの?」
「そもそも目立つ配色であればいいの?」
そういった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
この記事で伝えたいことは、「人は最初に配色が情報として目に入る」ということです。
この記事でこれ以上お話すると、記事の伝えたいことがブレるので、この答えは次回の記事で詳しくは解説をしたいと思います。
ありがとうございました。