父が苦手なのにしっかりと影響を受けてしまった話

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コラム
前に父が好きではない話をブログで少し書きましたが、父が怒りっぽく別人のようになったのは私が10才になるかならないかぐらいの頃。


賃貸の平屋に住んでいた頃は父に苦手意識や嫌いと思ったことはなく、むしろ共働きで仕事以外でも忙しくしていた母の方が怖くて親の言うことを聞かない私はよく怒られていました。


私が小学4年生の時に2階建ての新しい父自慢の家に引越をしたのですが、そこに住んでから突然キレたり物を投げて部屋をめちゃくちゃにしたりするようになったのですね。

仕事が忙しくなったのか家を購入したプレッシャーなのかわかりませんが、前より大きくて立派な家に引越をして、自分の部屋までもらえて物質的には恵まれた環境になったのにあまり幸せではありませんでした。


平屋にいた頃は寝る前に母に絵本を読んでもらったり一緒にプリンを作ったこと、父の部屋で恐竜の話(父の創作)を聞かせてもらったりたくさんの動物に囲まれていたこととか、平和で楽しい記憶しかないのに。


だから10才ぐらいからは父が嫌いになり今でも正直この人とは合わないと思っているのに、その父の影響を1番受けている子供は私という・・・💧

クラシックカー、アンティーク時計、動物が好き、食い意地が張っている、デジタルよりアナログ派なのは完全に父譲り。


父に誕生日を祝ってもらったことはないし何1つ買ってもらった記憶がないのですが、画像のフォルクスワーゲンビートル(今は乗っていません)は唯一父に買ってもらった物で、嬉しかったのでこの車を25年程乗り続けました。

子供の頃はビートルを見たら幸せが訪れると言われていて、ドライブ中は「あ!またビートル見た!」と一生懸命父に伝えていたのになぁ~


何が父を変えてしまったのかな・・・。
(しんみり)


父が生きているうちに少しはまともな会話ができたらいいなと思っています。





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