副業がんばってるのに手取りが増えない。
これ、他人事だと思ってたら地獄をみます。
月10万、20万と副収入が積み上がっていく。通帳を見てニヤけていたあの頃。
でも翌年の春、確定申告を終えて届いた納税額を見た瞬間、血の気が引いた。
「え、稼いだ分ほとんど持っていかれてない?」
2018年からFPとして会社員さんの相談をうけてますが、こうやって泣き寝入りするサラリーマンをたくさん見てきました。
本業と同じぐらい稼ぎたい!とひそかに胸の内に秘めてがんばる人ほど、この落とし穴にハマる。
SNSでは「副業で月収30万達成!」みたいな華やかな投稿が流れてくる。
でもその裏で何が起きてるか、誰も言わない。
稼いだ先に待っている現実。
知らないまま走り続けた人がどうなるか、今回は包み隠さず話します。
せっかく汗水たらして稼いだのに、「こんなに稼がなきゃよかった」と後悔するのはホントにもったいない。
やっぱり「稼ぐ」と「守る」はセットなんですよ。時すでに遅しとならないよう、しっかり読んでほしい。
稼ぐほど税金が重くなる仕組み
副業の収入って、給与所得と合算されるんですよ。
これを「総合課税」っていいます。
はい、専門用語きました。
ここでアレルギー反応でるかもですが、踏ん張れただけ自分は意識高いとほめてから次に進んでください・・
何かっていうと、給与と副業の所得が合体して、合計額に対して税率がかかる。
図式化するとこんなかんじ↓
たとえば給与の課税所得が300万の人が、副業で100万の所得を出したら、課税所得は400万。
所得税は累進課税なので、合計額が上がれば税率も上がる。
5%だった人が10%になったり、10%が20%になったりする。
住民税も同じく、合算された所得に対して一律10%。
つまり、副業で稼いだ分が「給与にかかる税率まで引き上げてしまう」ことがある。
ここがマジで盲点。
副業の収入だけに税金がかかると思ってる人、けっこう多いんですよね。
実際は給与と合算だから、想像以上に持っていかれます。
出費は多い、でも利益は「ある」扱いになる
副業やってると、当然お金は使います。
ツール代、教材代、交通費、通信費、打ち合わせのカフェ代。
体感としては「全然儲かってない」って人も少なくない。
でも、税務上は別の話。
経費として計上できていなければ、それは「利益が出ている」とみなされる。
そう、この「出ているとみなされる」ってのが大事。
たとえば売上50万で、実際には30万ぐらいいろいろ使ってたとしても、経費の証拠がなければ所得は50万として計算される。
本当は20万しか残ってないのに、50万分の税金がくる。
これ、笑えないですよね。
わたしにご相談いただいた方で、オンラインサロンを運営している方がいます。
その方は本業の収入とほぼ同じぐらい稼げるようになった実力者でしたが、給与にかかる所得税とは別で40万近くの所得税を支払うことになったと落胆されてました。
ひえ~40万!そりゃあ萎えますよね・・40万をビジネスで稼ぐのってすごく大変ですもん。
その上、住民税も乗っかるとなると目も当てられない。
その件をきっかけに「節税対策をせねば」と心を入れ替えたときいてます。
「稼いだのに手元にない」の正体とはまさにこれ。
稼げてないんじゃなくて、出ていったお金を経費として拾えていないだけ。
対策はシンプル。経費を「集める習慣」をつくること
じゃあどうするか。
答えはめちゃくちゃ地味です。
レシートと領収書を、集めてください。
副業に使ったお金の証拠を残す。これだけ。
よく使われる経費をざっと並べておくと、
∙ カフェで作業した → 会議費
∙ 本を買った → 新聞図書費
∙ パソコン周辺機器 → 消耗品費
∙ 自宅の家賃や電気代の一部 → 家事按分で地代家賃・水道光熱費
∙ セミナーやスクール → 研修費
∙ 電車代、ガソリン代 → 旅費交通費
これらを「仕事に使った」と説明できる状態で、証拠とセットで保管しておく。
1日で大きな経費は集まりません。
だからこそ、日々の積み重ねが効いてくる。
ただし、何でもかんでも経費にしていいわけじゃない。
ルールを無視して突っ込んだら、税務署から追徴課税という名の罰金がきます。
世の中には節税スキームと言ってグレーソーンを攻め込んだり、攻めさせる業者がいます。
完全に否定はしませんが、理解してやるのか、理解せずにやるのかには大きな違いがあります。
知らなかったんですなんて言い訳は日本では通用しません。
あくまで自己責任。
だから、基本のルールを自分の中に落とし込んでおくことが最低限必要です。
ここをすっ飛ばして「とりあえず全部経費にしとけ」は、マジでやめたほうがいい。
副業1年目から青色申告したほうがいい
もうひとつ、意外と知られていない話をしておきます。
副業1年目って、準備期間で出費ばかりって人も多いですよね。
売上ゼロ、経費だけ出ていく状態。
このとき、青色申告をしていればその赤字を翌年以降に繰り越せるんですよ。
たとえば1年目に30万の赤字が出たとして、2年目に100万の黒字が出たら、100万−30万=70万に対してだけ税金がかかる。
白色申告だとこれができない。
1年目の赤字はただの「痛い出費」で終わり。
青色申告は事前に税務署への申請が必要で、期限もあります。
新規開業なら開業日から2ヶ月以内。すでに事業をしてるなら、適用したい年の3月15日まで。
ここを逃すとその年はもう使えないので、副業を始めたらなるべく早めに出しておくのが吉です。
わたし自身もそうだったし、相談にくる方でも「もっと早く出しておけばよかった」って後悔する人はかなりいます。
なんとなくわかった。でも自分の場合はどうすればいい?
ここまで読んで、「理屈はわかる。でも自分のケースに当てはめるとどうなるの?」って思った方もいるんじゃないですかね。
正直、人によって状況がまるで違います。
年収、家族構成、副業の種類、経費の内容。全部違う。
だからこそ、ネットで調べても「で、結局わたしはどうすればいいの?」ってなりがち。
わたしはココナラでビデオチャットの相談サービスをやっています。
∙ 自分は確定申告が必要なのか
∙ 青色と白色、どっちがいいのか
∙ 経費ってどこまで入れていいのか
∙ 副業バレしないためにはどうするか
こういった疑問に、画面を共有しながら一つずつ答えていきます。
税金のことまったくわからない状態でも大丈夫。
専門用語は使わず、あなたのペースに合わせて進めます。
過去の相談者も「わたしは無知だけど大丈夫?」「わたしなんかが相談していいのかな?」って方ばかりでした。
知らないことは問題じゃない。知ってからどう行動するか、です。
疑問を身体の外に出すだけでスッキリするともいいます。
1人で調べてグルグルする時間を、一気にショートカットしてください。
モヤモヤがあればお気軽にDMくださいね!
わたしは初心者副業サラリーマンの味方です。