こんにちは。ITCさとよです。
今日はうっかりミスの是正についてお話していきたいと思います。
よくあってはならない「うっかり」
ついうっかり手順を失念したということ、仕事などよくあるのではないでしょうか。まぁ、「よく」あってはならないのですが、よくありますよね。
大事に至らなければ、小さな失敗やうっかりってそんなに気にせず、また同じことを繰り返してしまうなんて人もいます。
「うっかりさん」とレッテルを張られて、あの人はそういう人だからなんて周囲もそのことをあきらめてしまっているようなことも見受けられます。
しかし、いつか重大事故につながることもあるかもしれませんよね。
ハインリッヒの法則は有名ですが、1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故、300件のヒヤリハットがあるというものです。
つまり、毎日うっかり、ヒヤリハットを起こしていると、いつの日か重大事故を起こしてしまうかもしれません。
自動化では「ITの力」を借りることも
失念しやすい手順は自動化していくという見直しも必要かもしれません。
自動化の他、その手順は本当に必要なのか、省略できないか代替できないかということも併せて考えたいところです。
そして自動化としてはITの力を借りて仕組みづくりを行っていくことも必要かもしれません。自前でできる方法としてはRPAやVBAによる自動化もその一つになると思います。
仕組み全体的にデザインが必要なこともあります。
つぶつぶの業務の改善で解決する場合と全体像を一新したほうが早い場合など、改善度合いも変わってきます。
まずはやれるところから改善していくというところですが、長期目線での改善も視野に入れて業務の仕組みづくりをしていきたいところです。
トラブルが起きたら改善策まで考える!
先日同僚が、上司から依頼されていた仕事をうっかり失念したということがありました。
作業完了のメールを関係者に出し忘れたというものだったのですが、上司はメールが送られてこないことに心配をしていたようです。
同僚はすぐに謝罪し再発防止案を直ちに上司に報告しました。
共通のスケジュールに作業タスクを表示し、次回作業時のチェックをみんなが見えるところに反映させました。
おそらく上司としては、失念の是正が素早く報告されたので安心したのではないかと思います。ヒヤリハットレベルの大した話ではないのですが、この同僚のスムーズな対応に感心しました。
うっかりは誰でも起きることですが、起きたことについて速やかに改善を行っていくことも、併せて大事なことなんだなと改めて教えられました。
ITCさとよ