でき太くん三沢のひとりごと

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投稿 その6

さて、今回の「ひとりごと」は、習慣化、しつけのコツです。
子どもに新しいことを身につけさせてあげたいとき、このコツをしっかりおさえていくと習慣化しやすくなります。


①行動の意味をしっかり伝える

たとえば、でき太のプリントをファイルで管理するときや、自分で丸つけをさせていくときなど、なぜそういう行動が必要なのかという行動の意味をしっかり伝えてあげるとよいです。


②必ずお手本を見せる

プリントの管理でいえば、ファイリングの仕方、順番などをゆっくり「お手本」見せてあげましょう。
お手本を見せてあげたら、今度はそれをお子さんだけでできるようにちょっと練習させてあげてもよいですね。


③毎日行う。例外作らない(←これがとても重要)

一度はじめたら、できるだけ毎日実施することです。
クリスマスでもお正月でも、土曜日でも日曜日でも、必ず毎日取り組みます。

多くのお子さんが歯磨きを習慣化できるのは、「例外」がないからです。
土日だからやらない、クリスマスだからお休みにするという「例外」がないのです。
クリスマスだからといって歯を磨かないお子さんはいませんよね。
この例外なく毎日取り組むということがとても重要なのですね。

少し話はそれますが、時折、土日だけでき太や他の教科の学習をお休みするというご家庭がありますが、このような「お休み」をする場合は、よほど気をつけていないと、学習のイメージを無自覚のうちにマイナスの方向、つまり「勉強はさせられるもの、つらいもの、大変なもの」という方向に導いてしまうことがあります。

とくに理由もなく例外を作ってしまうと、「勉強は先生にさせられて、つらくて、大変。だから土日はお休みする」というイメージを無自覚のうちに刷り込んでしまうことがありますので注意していきましょう。

勉強は本来私たちの成長に必要なものですから、毎日取り組んでいくことは普通のことと捉えられるとよいですよね。


④必要に応じて自分でできるように援助する

この④はとても重要です。
②でお手本を見せたからといって、すぐにできるものではありません。
しっかりできるようになるまでには、ちょっとした援助が必要です。
この援助も、できるだけ最小限にとどめて、お子さんが自分でできたと感じられる領域を残してあげたいですね。

「はやくしなさい!」とか、「ちゃんとやりなさい、この前教えたでしょ!」というような短気は起こさないでください。

お子さんが思うようにできないときには、何か理由があると思います。
その理由をしっかり聞いてあげて、場合によっては再度お手本を見せてあげてもよいですね。

このようにして、できるだけ怒鳴ったりせず、声かけもしなくても、お子さんがひとりで一連の流れができるようにサポートしていくと、お子さんはどんどん「自分でできること」を増やしていくことができます。

今回のひとりごとが、みなさんのお役にたてば幸いです。


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これから私はある先生のもとでオーガニック野菜の育て方を学びます。
今回の写真はその先生が育てているレタスです。
先生は土づくりからできるだけ自然の資材を使い、人が食べて元気になる野菜、シェフがやる気になるような野菜づくりをめざしています。
その場でレタスを食べさせていただきましたが、「今まで食べていたレタスってなんだったの?」と思うような味でした。
これが本物というものなのでしょう。
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