最悪の事態を想定して動けば、事態は常に好転する

記事
ビジネス・マーケティング
日々トラブル対応に追われて疲れているリーダーをよく見かけます。

トラブルの内容は、メンバーの仕事のミスや人間関係や他部署との見解の相違など様々ですが、トラブル対応に疲れ切っているリーダーは、トラブルが発生する度に、慌てふためいているように見えます。

「またトラブルか。勘弁してくれよ」という気持ちが前に出て、表面的に対処したり、よく考えずに慌てて対処するため事態はなかなか好転しません。


一方、日頃から最悪の事態を想定し、でんと構えているリーダーは、少々のことには動じず、それ故、的確な判断が下せているように思います。

それに、実際には全てのことが最悪の事態になることはないため、常に想定したラインよりも好転側に動いていきます。だから、いつも心に余裕があって、メンバーからのバッドニュースの報告を広い心で受けとめることができます。

バッドニュースの報告が上がってきたときの反射的な最初のリアクション。メンバーは、それをかなり敏感にキャッチします。そして、その反射的なリアクションはメンバーにも伝染します。


つまり、日頃から最悪の事態を想定しておくことは、リーダーのためだけでなく、チームメンバーのためでもあると言えます。

具体的には、「過去のトラブルば偶然起きたのではなく、起きたことは必然であった。そしてそれらに類するトラブルはこの瞬間にも起こり得る」と考えることです。それが常に頭にあれば、自ずから先手先手で動くようになり、トラブルは減っていくものです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す