“チーム外の人とは意見の相違がある”ことを前提とする

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ビジネス・マーケティング
チーム内で合意した意見を社内の上位者や他部署、社外に持っていくと、違うことを言われ、へこんで帰ってくるメンバーがいます。

へこむだけならまだ良いのですが、あの人とは意見が合わない、これ以上話しても意味がないなどと、異なる意見への拒絶反応を正当化して(=開き直って、暗に自分ではそれ以上進める意思がないことをもっともらしく)主張するメンバーがいます。

でも、考えてみれば、立場が異なる人が違う意見を言うのは、ある意味当たり前です。むしろ、違う意見を言ってくれたことで、自分達が気づかなかった視点に気づかせてくれて「ありがとう」と感謝してもよいくらいです。


逆に、異なる立場の人が他にいないかを洗い出し、積極的に違う意見をヒアリングに行くと、視野が広がります。

広い視野でものごとを捉える。チーム内で最初にまとめた意見は、視野を広げるためのきっかけ(=相手から意見を引き出すツール)くらいに考えるとよいかもしれません。


そうして視野を広げ、意見を見直す。それを何度か繰り返し、ブラッシュアップした意見は、多くの人に共感されやすくなりますし、違う意見を言ってくれた人も言った甲斐があるというものです。

そうすると、立場が異なる人達との信頼関係も自然と築かれていきます。

違う意見を言われたらへこんでいる場合ではありません。それは、共感を得る企画づくりの第一歩であり、信頼関係を築く第一歩でもあるのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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