価値観が異なる人との対話を通じ、見えない世界を見る

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ビジネス・マーケティング
世の中には、価値観が近い人はいますが、価値観が同じ人(完全に一致する人)は誰一人いません。
価値観が同じだと思う人がいるとしたら、それは、相手があなたの価値観に合わせる言動をしているか、若しくは、“自分が相手を見る目”にフィルターがかかってそう見えているだけです。

価値観が違うということは、見えている世界、見ている世界がそれぞれ違うということ。何を重視するのか何を軽視するのか、何が好きか何が嫌いか、何に反応するか何に反応しないか、何を詳しく知っているか何を知らないか、何を熱く語るか何に冷めているか、・・・

自分と価値観の近い人ばかりと付き合っていたり、自分と価値観が違う人の考えを否定・批判し遠ざけていると、ストレスがなく居心地は良いのですが、見える世界が狭くなります。


仕事をしていると、自分と異なる意見を言う人に出会うことが多いと思います。相手が意見を言っている最中に、どうやって相手を説得しようとか、どうしたら自分の意見をわかってもらえるのか、という姿勢で聞く人がいますが、それは、自分の価値観、つまり、その時に自分が見えている世界を広げず自ら殻に閉じこもるようなものです。

これでは、せっかくの「世界を広げるチャンス」を潰してしまいます。

まずは素直に相手の意見を深いところまでとことん理解する。そうして見える世界を広げてから、その上で、どうしたらよいかを再度考える。これを意識すると、考えや立場が違う人と積極的にコミュニケーションをとるようになり、視野がどんどん広がり、より高い視点でものごとを見ることができるようになっていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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