『“やる方が良い仕事”をやめる』ことへの挑戦

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ビジネス・マーケティング
仕事というのは、成り行きに任せているとどんどん増えていく傾向があります。
「これはもっとこうした方がいいよね」、「本当はここまですべきだよね」となると、現状の仕事にプラスしてそれを始めることが多いからです。(その時に、その代わりに別の仕事をなくすということは、あまりしないものです)


話は変わりますが、チームで何か新たなことを始めようとするとき、新たな挑戦をしようとするとき、それをするための時間をどう捻出するのかが問題になります。それはそうで、例えば、今、5人分の仕事を5人でしているわけで、新たなことをする余地はありません。それがふつうだと思います。


そんな時、冒頭の話に戻りますが、チーム内の仕事を改めて見直してみると、“やる方が良いものの、やらなくても支障がでない仕事”が意外とたくさんあることに気づきます。

例えば議事録。打合せの最中に手書きで書いたメモで事足りるのに、わざわざ見栄えを良くするために作成していることが多いと思います。いったい、誰が、どれくらいの頻度でそのきれいな議事録を活用するのか。改めて考えてみると、直属の上司が承認するために見た後は、作成した本人も含め誰も見ないことって多くないですか?

その議事録は、作成することが目的になっていて、きれいな形に残すことで本人も周りも仕事をした気になるのですが、実は何も生み出していません。


この現象は実は好都合で、新たな挑戦をしていないチームほど、挑戦するための時間を捻出する余地がたくさんあるということです。時間という宝がたくさん眠っているということで、そんなチームほど、大きなことへの挑戦ができます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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