「どこからどう話を持っていくか」で結果は大きく変わる

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ビジネス・マーケティング
「会議の前の根回しは無駄なこと」、「事前ではなく会議の場で主張すべき」などと最近よく耳にします。その影響からか、社内・社外での立ち回りが苦手な人が増えているような気がします。

仕事をしているのが人である以上、「どこからどう話を持っていくか」で話がうまくまとまるか、まとまらないか、結果が大きく変わることは、紛れもない事実です。大勢の人がいて、それぞれの立場があって本音を言いにくい会議の場で、相手が初めて聞く話をいきなりぶつけても、うまくいくことの方が少ないのではないでしょうか。

社内で、「会議の前の根回しは無駄なこと」、「事前ではなく会議の場で主張すべき」と言っている人ですら、全く新しい話であればあるほど、事前に聞いていた場合と、聞いていない場合とで、会議の中での発言の内容やトーンが変わるのではないでしょうか。


人は、一般的に、何度も目にしたり耳にしたりすることほど、そのことを好意的に思う傾向があります。(そうでなかったら企業がコマーシャルに多額のお金をかける意味がありません)

また、人は、一般的に、少人数のなごやかな場の方が、固い会議の場よりも やさしい口調で本音も交えて話をしてくれます。

どこから話を持っていくかも重要で、例えば、「社長が雑談の場でこう言っていました」と会議の前にインプットしておくだけで、会議の中での発言→結論は、全く違うものになります。

仕事を動かしているのは感情のある『人』。杓子定規に考えるのではなく、『「どこからどう話を持っていくか」で結果が大きく変わる』 ことをうまく使って立ち回ればよいのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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