「何となく違う」が堂々と言える雰囲気をつくる

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ビジネス・マーケティング
ビジネスではあらゆる場面で理屈が大事なことは言うまでもありませんが、理屈ばかりを重視し、理屈だけで事を進めていくと、組織が殺伐としてきます。

また、理屈を述べるのに長けている特定の人ばかりの意見が通ることになり、それ以外の多くの人達はおもしろくありません。
おもしろくないばかりか、あの人には理屈で勝てないと思うと、自分の意見を言わなくなってしまいます。過去、議論で後味の悪い思いをしたことがあれば尚更です。

多くの人が「何となく違う」と思っても、理屈に長けている人を論破できるだけの理屈を組み立てられなければ、声が上がらなくなる。


「何となく違う」は、人々が感じる感覚であり、多くの人がそう感じるのであれば、うまく理屈にできなくても重視すべきだと僕は思います。人が介在しないビジネスであればともかく、少しでも人が介在するビジネスであれば、「感覚」、つまり、「人々がどう感じるか」は無視できません。

人は理屈が正しければ共感し動くわけではないからです。


また、新たな気づきや、奇抜なアイデアは、誰かの「何となく違う」から生まれることが多いと思います。

『「何となく違う」が堂々と言える雰囲気をつくること』、それを重視する組織が、人々が働きやすく、人々に支持され、長く続く組織ではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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