進め方の意見はできるだけメンバーから引き出す

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ビジネス・マーケティング
仕事の進め方を話し合う打合せで、自分の言った意見が通るとうれしいですよね。そして、俄然やる気が湧いてきますよね。

これをチーム内で意図してやってみるというのはどうでしょうか。つまり、進め方の意見を、リーダーである自分が言うのではなく、できるだけメンバーから引き出すようにする。メンバーからいい意見が出なければ、こちらからヒントを出したり誘導質問をすることでメンバーの口から言ってもらうよう仕向ける。場合によってはクイズ形式にしても構いません。

こうした振り方をすると、リーダーが意図的に言わせている印象になることは避けられません。そして、「リーダーに言わされた」となります。それでも、やっぱり、メンバーが自ら語った意見を採用すると、メンバーは目を輝かせてくれます。そして、(リーダーが)指示を出した時よりも楽しそうに自発的に仕事をしてくれます。

そして、これを続けていると、最初は誘導質問でしか出てこなかった意見が、だんだん誘導しなくても出てくるようになります。自分の頭で考えて意見を言う、それが自然とできるように変わっていきます。

打合せの時間は少し長くなりますし、(「そうじゃなくて こうでしょう」と)自分の意見を言いたくなるのをぐっと堪える必要はありますが、やってみる価値は大いにあると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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