小学生高学年から中学生にかけては成長期で身長がとても伸びる時期です。
小学生から中学生になれば環境の変化が起こり、運動強度や頻度も高くなっていきます。
そんな時に起こりやすいスポーツ障害として腰椎分離症があります。
腰椎分離症は成長期のまだ成熟していない骨のため何度も繰り返し一箇所に負担がかかることで起こる疲労骨折ですが成長期に起こる障害でもあります。
腰椎分離症というくらいなので骨が分裂してしまう症状です。
腰椎分離症の際に腰に痛みの出るシチュエーションとしては体を後方に反らせて左右に捻った際にどちらか一方に痛みが出現します。
腰椎分離症は左右のどちらか一方に発症してしまうケースがとても多いです。
一度発症してしまえば3ヶ月程度はコルセット着用でスポーツ禁止となってしまいます。
なぜなら分裂してしまった骨の部分の骨癒合を再度治すにはスポーツをしてしまうと負担が大きく骨癒合しないため、安静にしてしっかりと付くまで我慢しなければなりません。
これは競技できなくなってしまうので精神的にとても辛い時期であります。
今回のテーマは骨癒合して再び競技に戻れるという前提で話を進めていきます。
まずなぜ腰椎分離症になってしまったのか
この原因を理解しなければ再び問題が発生してしまいます。
個人差がありますが、以下の問題点が影響しているはずです。
・骨盤の動きがとても悪くなっている
・股関節の硬さが顕著
・背中の一箇所で反る動作を繰り返している
・大腿部前面の筋肉が硬くなって骨盤が過度に前傾している
・背中の動きがうまく行えていない
・競技中に腹筋群が機能していない
・背中から腰にかけて筋肉の過緊張
このような問題があって腰の一箇所に負担がかかってしまう動作習慣になってしまったことで腰椎分離症が発症してしまいます。
競技復帰後の腰痛の要因
上記の問題が改善していないと再び競技を行えば悪化してしまう可能性は残っているわけです。
・上記の問題点の改善
・長期間コルセット着用によって可動域の悪化
・筋力の低下
・筋持久力の低下
・競技練習再開によるダメージ
このようなことがさらに追加されます。
ですから骨癒合して大丈夫となっても競技復帰に際してしっかりと時間をかけて徐々に戻っていかないと再び悪化してしまうということです。
中学生にとって3ヶ月間競技から離脱することは大きな機会損失となります。
ようやく復帰できたとしても再び悪化してしまうと精神的にもかなりのダメージとなってしまいます。
そうならないようにまずは選手自身の意識改革が必要です。
好きな競技だけ一生懸命やっても体がついて来れなければスキルアップどころか故障の連続となってしまいます。
・セルフケアを継続して実行する
・専門家に体をチェックしてもらい必要な事の強化をする
・悪い動作習慣を改善させる取り組みを継続する
本人が自分自身の体を人任せにせず自分でも対応していくように導くことです。
私は栃木県宇都宮市でミズノ治療院スポーツマッサージを開業しています。
専門はバスケットボールですが腰椎分離症で悩んでいる選手もよく来院されます。
今回のテーマのように復帰して再び腰痛となってしまったという選手も来院します。体の状態を確認して施術して必要なエクササイズを実行してもらうと痛みはなくなり、負担を分散させてコントロールすることができています。
怪我に関して相談対応しています。
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