子供が盗みを働いた日

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年長さんって実は、一番、人のものを盗んでしまいやすい時期なんですよねぇ〜。なんでかというと、心の中に自分と他人の境界線がないからです。
 発達上、すべてのものが融合して自分とつながっている感覚のままなので、物理次元に所有という概念があり、その所有の境界がどこにあるのか、というのが、子供たちはこの世に来て年数が浅いので、まだわからないんですよね。

そして、その行いの影響力もわからないので、ゲーム感覚でやってしまう。

え?
Jemmyさん、最近、なにかあったんですか?
...って?

ありましたよ!!

先月のことでした。上の娘が、「おかあさん、ちょっと相談したいことが。」とあるものを見せてきたのです。

見覚えのある、ツリーの飾りが指先にぶら下がっている。

「あのね、これ、ようちゃんが、内緒だよ、って言って、私に見せてくれたものなんだけど、お店にあったクリスマスツリーから、どうやら取ってきたみたいなんだよね。」

えええ〜!!

カフェのディスプレーの美しさに目を見張って、ぼ〜っとしていたのは気が付いていたけど、まさかとってくるとは!!

「これ、まずいことだよね。だけど、わたしどうしていいかわからないから、とりあえず、お母さんに相談したほうがいいと思って。」

「ひぇ〜、どうもありがとう。教えてくれて助かった。ちょっとお父さんと話をするわ。」
と飾りを受け取り、しばし悩む。

おそらく、森になってたリンゴをおいしそう、と思ってつい、つんでしまったしらゆき姫と同じ感覚で、どこかでまずいと思いながらも、気に入った飾りをたくさん持ってきてしまったのだろう。

しかし、参ったなぁ。どう反応するべきか。
幼児期というのは、オーラが未完成なので、体験は意識の深いレベルの層に入り込む。心のなかに感情体験をともなう情報が、大人よりも強く残りやすい。
下手をすると、トラウマになり、そこから心身症にも発展することがある。
だから、判断、怒り方はちゃんと考えなくてはいけない。

とりあえず、ピカチュウに報告すると、案の定、激怒である。

車騎星・牽牛星のひとというのは、世の中のルールをきっちりと守りたい人たちだ。わかりやすく言えば、正しいことをして生きたい。
盗むなかれ、殺すなかれ、.....あとなんだっけ、とにかく、基本、モーセの十戒にあるようなことは絶対に犯さない。ガチで守る。
交通ルールだって、当たり前にちゃんと守る。

自分の子供がものを盗んだ、ってなったら、そりゃメンツが傷つくわけよな。
烈火のごとく責めるだろう。

やっぱり、自分がちゃんと怒らんといけない。
そして、娘には、自分のしでかしたことの顛末までを、しっかりと見せなくてはならない。軽く済ませてしまえば、やっていいことだと勘違いしてしまう。


ということで、叱られた娘は、自分に怒られた後、直ちにピカチュウと共にお詫びの品を持って、ごめんなさいを言いに、お店に戻り、とってしまったツリー飾りたちを返すことになった。
お店では常連さんなので、勝手知ったるところはあるのだが、これはけじめだ。宿命中殺がある子供だから、やはり、悪気はなかったとしても、世の中の最低限のけじめを教えることは大事だと思う。

一方、オーナーさんは、牽牛星3つの女性。
牽牛星といったら、「先生の星」である。実際に「先生」とよばれる職業について活躍することも多い。
固くて真面目、と言われるが、本人的には、世の中の枠組みに入り、一人一人がきちんと役割を果たして、全体が回る。という価値観から、お堅く見えるだけで、案外、状況に応じてケースバイケースで対応できるのも、牽牛星の真面目さの特徴である。逆に、状況に関わらず、「固くて真面目」を心の奥底から貫き通すのは、実は貫索星の方である。

というわけで、本当は怒っていないけれども、彼女は、大事なことは、お客さんだろうが身内だろうが、子供にはいつもしっかりと教えようとしてくれる。
親にとっては、けじめを一緒になって教えてくれるありがたい人である。

ピカチュウは何度も何度も平謝りした。
娘も謝った。
そして、先生(オーナー)は、謝罪を受け入れてくれた後、
「そんなに欲しかったんだね。じゃあ、一個だけ、好きなのを選んで持って行っていいよ」と言ってくれて、娘は目を輝かせて、最高のひとつをうちに持って帰ってきた。
それを、いつまでもながめては「きれいでしょう〜」とうっとりした目つきで顔の前にぶら下げてはため息をついていた。

その夜。子供たちが寝静まった後の夫婦の会話。
「バカだなぁ、ピカチュウ、だから早く渡せって言ったのに。」
実は、自分は子供がツリーを欲しがっているのを知っていた。

下の娘が「私ってなんて不幸なんだろう。家にツリーも置けないなんて。」とどこかの童話の少女みたいなセリフを言っているのを何度か耳にはしていた。

でもなぁ、狭いマンション暮らし、毎年この時期だけしか使わないツリーに家賃を払うなんて、なかなかできんよな。しかもこれから引っ越すというのに買ってやれないじゃん。

だけど、この下の子の執着っぷりが珍しかったので、実はカルディで売ってた、立体でできた紙製ツリー型のアドベントカレンダーを買って、数日前に、サンタの手紙とともに、寝た後に置こうと、着々と準備していたのだ。

そして、プリンターの調子が悪いので、食卓テーブルで、子供達がいない時、なりきりサンタとなり、手書きでメッセージカードを書いてたら、それを見つけて、険しい顔をしたピカチュウが「いや、それじゃ、ダメだ。もっと手の込んだものでないとバレる。」と言い始め、「俺に任せろ。」と横から口を出し、あとの小細工を引き受けることになったのだ。

自分としては、タイミングの方が大事だと思っていて、気持ちが盛り上がったところに人の旬があると思っているので、感覚的に「このタイミング」で今日、渡したい、と思っていた。調舒星・鳳閣星をもつ人間というのは、ひとの感情的なタイミングを計るのである。

一方、調舒星・鳳閣星のない、習得本能と車騎星をもつピカチュウは、なにかをしようとすると、タイミングよりも、目的物のクオリティを行動実績によって上げようとする。
子供への軽いサプライズ、と思っているイベント志向の自分に対し、ピカチュウはそれを「クリスマスへの段階的な謀略」と解釈し、壮大なサンタ・ミッションへと次第に変えていった。

え、そこまではいいのに....
そんなことより、早く渡してよ

って自分は思ったのだが、突き進むピカチュウはもう止められない。
「最高のサンタ演出してやるぜ!!まってろ、子供達!!」
とやつの背中が言っている。
そして、文具店でレーザーで作成した、超高級・紙のツリー模型のクリスマスカードを二つ用意して、筆跡鑑定でもわからないような文字を書きつづり(よくかけるよなぁ)、念には念を入れて、というか、まぁ、とにかく手書きメッセージを準備したという顛末だ。

が、実際のところは、子供たちの寝息が聞こえる頃、ピカチュウもうっかり寝てるので、プレゼントを仕込むタイミングを何度も逃したあげく、

アドベントカレンダーがもうはじまってしまう12月に突入しているのに、まだ渡せないでいた.....

その頃、ちょうど自分は、仕事をするため、夜はオフィスに泊まってたこともあり、自宅にいるピカチュウにプレゼントの件をすっかり任せておいたのだが

「え?まだ渡してないの!」と驚いたときは、すでに12月も2日も過ぎた頃。
「おい、おい、お前、アドベントカレンダーの意味ねぇじゃん。」

そして、この盗難事件である。
「だからさぁ、早く子供にツリーがわりのアドベントカレンダーをわたしてたら、自分のうちにもあるし、って、ようちゃんは心の中で落とし所がみつかったはずなんだよ。おまえな〜本当に、重要性をいつも間違えるよな。」
とため息をついた。

「飾りを盗んだあいつだって、悪いだろ〜!」と鼻息荒くしていうので、
「.....親子そっくりだってことだよ。ピカチュウも、昔やったよな。」と持ち出す自分。

実はピカチュウも幼稚園年長の時、幼稚園の仲間と窃盗グループを組んで、スーパーのくじ引きの景品だった、飛行機の紙の模型をとる、ということをやった過去がある。
その後、仲間と模型で遊んでいるところを親に見つかり、幼稚園の先生の前に引きずり出され、怒られるという苦い経験をしたのだった。

以来、盗みに手を出すことは一切なかったが、(むしろ、そこらへんは誰よりもきっちりと規則を守るようになったものの、)その過去は自分の黒歴史と化していた。

「幼児窃盗団の話だよ、ほしいものとっちゃってさ、親子そっくりじゃん。怖いなぁ、遺伝子って〜w」
「む!!」

でも、そこに気がついた時、ピカチュウは、ある意味でホッとした顔をしていた。自分が娘のために、お店に謝りに行ったことで、自分が幼児の頃にやってしまった事件が、大人の目線でみたら、どういうことだったのかを今になってやっと理解することができたからだ。

「そっか、しかたねぇな、子供だもんな。」
そう。その瞬間、ピカチュウ自身も過去の自分をやっと許せたんだよね。
その安堵の表情に、自分には見えた。
「そうか、自分を責めてきたけど、大したことじゃなかったんだ。」とピカチュウは思ったことだろう。

車騎星は、自分でもまずいと思う、自分が誰から責められてもおかしくない罪を犯してしまった時は、自分を自分でずっと罰しつづける傾向がある。
こどもの車騎星・牽牛星を育てる時は、親はこの辺りを気をつけなくてはならないだろう。もともとはルールを守っていきたい人たちなので、きちんと原則を理解できれば、彼らは基本的にわざわざ悪いことをしたりはしない。

そんなわけで、生日中殺の子供というのは、本当に不思議である。
親に迷惑をかけたように見えて、親の無駄な思考回路を見つめさせてくれたり、心を解放してくれる存在なのである。
ただ、親の側が子供に育てられている自分に気がついているかどうか次第のところもあるけどね。

ちなみに自分は子供の頃、盗みは働いたことはない。
祖母の厳しいしつけのせいだが、発想としてなにかを盗むということは思いつかなかった子供だった。そもそも物にそんなに欲がなかったんだよね。
だから、幼児園で年長になった自分の上の子供が、小銭しかもらえない自分のお財布のなかに、お札をいれてみたらどんな感じなんだろう、という好奇心が暴走した結果、親の財布から内緒でお札をとって、自分の財布に入れていたのを見つけた時は、非常にうろたえた。

 なにより、やたら知能の高いこの子供が、物質的な欲望にたいして、この先も良いけじめをつけられなかったら、ピカチュウ以上の策謀家になってしまうだろう。
そうなったら、自分の知能を超えている上に、青年期になって、経験値を積んだとしたら、この子供の悪事に親の自分が気がつかないような事件だって発生する。

そもそも、高い知性をもつものにとって大事なのは、倫理観や大義だ。
知性を自分の欲得のために使うのか、それとも全体の幸福のために使うのか、知性+反社会性の組み合わせを持たないよう、この方向性を小さい頃から身につけさせる必要がある。

財の星と、習得本能の星が同居している子供は、特にそこが大事なポイントになる。人格が落ちれば、ひどい場合、大人になってから知能犯になり、ハッカーや市役所の税金の横領事件だって起こすかもしれないわけで、悪い芽は初期に摘んでおかねばならない。

そして、その倫理観を教えるのが、上の娘の場合、裏に車騎星がある母親の位置に示されているのであった。

自分か〜....うへぇ〜(T_T;)


しかも天将星の娘である。我が強くて、軽く怒っただけでは、心の奥底に響くこともないだろう。

というわけで、何をしたかというと。

原因と結果を教える、わかりやすいシチュエーションを作るため、娘をひきずって、交番に行きました。

「嘘つきは泥棒のはじまり。」
「盗んだら、警察に捕まって、家族とはなれて暮らし、牢屋に入る」
「家族だろうと、子供が罪を犯したら、親はかばうことはできないんだよ。」
「お友達はなんて思うかね〜。たまちゃんを信頼してくれていた先生たちは、それを知って、がっかりするね」
優等生のメンツを気にする部分をあえて、突っつく。
 夜中に近所の警察官がいる交番へ娘を引きずっていきました。

そして、警官に罪の告白をさせたわけです。
警察官のおっちゃんたちは、親の意図を察してくれ、
娘にいろいろとお話をしてくれた挙句、娘にこう言った。
「今、悪いことをやめる、と決断しなさい。でなければ、最後には、君をパトカーで連れて行くことになる。」
「もうしません。」娘は約束した。

それからも2〜3回、相手のものをとってしまうことは発生したが、そのたびにガチで怒った。正直、殴ったことも何度かある。
でも、こればかりは、トラウマになったとしても、教えねばならない。
この子にとって身を滅ぼす種となる。

そしてそれはピカチュウには絶対できないことなので、自分が引き受けた。
楽しくないよ。いやだよ〜、子供叱ったり泣かせたりなんて。
でも、倫理に厳しい母親を演じきるしかないんだ!!

ピカチュウと下の娘は、母親に警察署につれていかれる上の娘をみて、
「ばいば〜い!さよなら〜!」と隣の部屋から、手を振ってた。
案外、冷たいじゃないか。
下の娘に至っては、当時4歳だったが、
「ちゃんと罪をつぐなって、かえってきな。おねえちゃん。」と玄関先で、ハンカチを渡していた。

そんな時期を越え、小学校に上がって半年もすると、上の娘にもやっと、ことの状況が理解できるようになり、少しづつ物質的な境界線というものが分かり始めて、今では娘は過去を恥じている。

「わたし、もう二度とあんなことしない!」
「信頼を裏切って、どんなにいけないことかって、もうわかるもん。」

今は、ごまかしもしないし、手続きを踏んで、お小遣いを手に入れてもいる。
玉堂星は、母親の判断価値基準が生き方に大きく影響されているので、絶対に外してはいけない倫理は、なんとしてでも教えなければならないし、そうはいっても、不用意に子供に責めを負わせることで、妙なとらわれを作ってもいけないし、で、なかなかさじ加減が難しい。
 まずは、母親自身がちゃんと生きることができているかどうかも問われる。

このように、倫理観を教えられる人というのも、宿命でわかることがある。
叱り方でもないし、怖くするかしないかでもない。ピカチュウが逆上して怒って、教えたとしても、おそらく娘は学べなかったと思う。
 自分史上、あの時だけ、超、厳しくやったが、あれは子供の将来のためには必要だったと今でも思ってる。虐待と言われようが、天将星の娘には必要だったと思う。

まぁ、うちだって、聖人君子ばかりが揃ってるわけじゃないし、子供は道を間違ってなんぼ、子育てはいいことばっかりじゃない。
いろいろあるよ。

今後も、自分のエゴから子供を叱るのか、それとも、本当に子供自身の将来のためなのか、この見極めを自分がちゃんと持てているのかも、常に立ち止まって検証しながら子育てをして行く必要があると思う。

ともあれ、
クリスマス・イブまで約1週間にもせまっているけど、各家庭のサンタクロースの稼働状況はいかがでしょうか。

アドベントカレンダーを12月3日にピカチュウが枕元に置いた時、次の朝、子供たちは大興奮して、学校の仲間に言いまくっていた。

「サンタから手紙が来た?そんなわけないだろ、うちは来なかった。」
と疑う学校の友達たちが、証拠を見せてよ、と手紙とプレゼントを確認に玄関までやってきたりした。

カードは結局、ピカチュウが上の娘には英語で、下の子にはひらがなで書いた。「Jemmyは、軍師のくせに策謀の爪が甘いんだよ、フン!」とニヤリと笑うピカチュウの顔を忘れられない。
(策謀じゃないよ、たかが子供のサプライズじゃないか!お前!)

そしてカードを読んだ娘は、手書きの英語に目を留めて、じっとみたあと、
「ん?この英語ってさ、パパの筆跡によく似てる。」と言い出した。

(ぎゃ〜!英語ネイティブには、英語の筆跡の癖もわかるのか!アルファベットの筆跡って、何がどう違うんだよ!)
と心の中で慌てる親ふたり。


ピカチュウはすっとぼけて、
「お父さんじゃないよ、お父さん筆記体ばっかりかくし!」とポーカーフェイスで言ったが、娘は、「........」と考え込んでいる。
「パパ、この文とおなじ英語を書いてみて。」と最後は検分され、
文面と同じアルファベットを書かされて、冷や汗をかいていた。

そして、アドベントを受け取ってから、ツリー飾りの盗難事件からしばらくたった娘たちには、なりきりサンタから再び手紙が届いた。
(上の娘が、サンタに頼んで欲しくない類のプレゼントを頼む手紙をサンタへ書いたので、修正を依頼するサンタからの手紙だ。)
 娘が帰ってくる時間帯に、自宅ポストに封筒入りメッセージカードをいれておき、娘が見つけるのを待つ。

「ああ!!またサンタから来た!!」

大騒ぎになって、こどもたちは文章を読む。
上の娘は早速返事を書くといって、机に向かったが、下の娘は。

『ドロシーやく、がんばったね。
すがたをけして みておったよ!

おとうさんが、そろばんとぴあののれんしゅうをしっかりやってからじゃないとぷれぜんとをあげないでというから、わしもまよっておる。
がんばってな。

それから、ツリーのかざりをぬすんじゃ、いかんよ。
クリスマスにあいにくるよ。ほっほ〜

サンタクロースより』


下の娘は、読み上げたものの、コメントがない。
「サンタはなんて?」とわざと聞いてみるが、だまったまま返事もない。

「う〜ん、わからない.....。」

上の娘が、ルンルンで、「またプレゼント、おねがいしなおさなくっちゃ〜」と嬉しそうに言いながら、下の子のカードを読み上げ、
「ようちゃんのツリーの飾りのこと、サンタ知ってるみたいだね!!」
と脇から大きな声で言う。

私はとどめを刺す。
「やばいな〜ようちゃん、自分だけしか知らないっておもってても、エルフたちはみてて、サンタさんに報告してるってことだよね。なんでも知ってるね。人間、悪いことはできないね。」

「・・・・・」

「まぁ、頑張れ!」と肩をたたくと、とそれにはコメントせず、
「さ。わたし、ピアノの練習しよっと。」
下の娘は、席を立ったのだった。

世界のサンタクロース・ネットワークはすごい。
子供のことは、ビッグデータでなんでも知ってる。
一年の行いを細かく記録し、今年のプレゼントの希望を解析している。

そろそろ「サンタって、お父さん、お母さんなんだよ」と言い始める子供が増えてくる年齢になってきたわけだけど、
うちは勘の良い高知能の娘を騙すために必要以上に手が込み入っているためか、まだバレてないぞ!!

頑張れ、サンタクロース。
子供を正しい道に導き続けるのだ!!
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