自分らしく生きることはわがままなこと?

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「自分らしく=わがまま」こんな風に思ったことありませんか?

令和元年内閣府が13歳から29歳までの若者に実施した調査によると、「自分らしさを強調するより他人と同じことをしていた方が安心だ」という問いに、「あてはまる」「どちらかというと当てはまる」と答えたのは全体の51.8%約半数という結果に。

この調査結果の背景には、日本の文化でもある協調性を重んじる文化の影響があるのかもしれません。

まさに「赤信号みんなで渡ればこわくない」です。

協調性が悪いことだとは思いませんが、「みんなが同じでなければならない」、「少数派を認めない」という考えには反対です。

そこで、今回は「"自分らしく生きること"と"わがままに生きること"の違い」をブログのテーマとして投稿してみようと思います。

結論、
自分らしく生きる=私は私、あなたはあなた
わがままに生きる=私は私、あなたは私
詳しく話していきます。

自分らしさとは?

前のブログ「【簡単】"自分らしさ"を構成している3つのもの。」でも話しているので、まだ見てない・気になる方は目を通してもらいたいと思います。

簡単に考えると「自分らしさ」とは、その人の価値観・興味・能力だと考えています。

価値観とは、あなたが大切に思っていること。
興味とは、あなたが好きなこと、情熱を注げること。
能力とは、あなたが無意識でしてしまうクセや苦を感じずにできること。

自分らしさ、とは押し付けられないもの
先に話した、価値観・興味・能力の3つは、基本的に他人に押し付けることができません。

この"自分らしさ"の3つ(価値観・興味・能力)を押し付けることが、「わがまま」に生きることです。

例えば、「ピーマンが嫌い」という人に「ピーマンを好きになれ」というのは難しい話です。

食べ物の話だと理解しやすいのですが、これが、自分の価値観・興味・能力になると急におしつけたくなるのです。

例えば、
「なんで、これを見て何とも思わないの?」
「なんで、ここで疑問を感じないの?」
「なんで、こんな簡単なことができないの?」
職場で聞いたことありませんか?

このように、自分らしさを他人に押し付けようとすることはうまくいきませんし、お互い苦痛です。

自分らしさとは否定できないもの

また"自分らしさ"に良いも悪いもありません。

他人の"自分らしさ"を否定することはできないはずです。

例えば、
ピーマンを嫌いな人に。
「ピーマンを食べるとこんな良いことがあるよ?」と教えることは可能です。

しかし、「ピーマンが嫌いだなんて間違っている!」とは言えないはずです。

他人の自分らしさを否定することがわがままに生きることだと思います。
むしろ、「あなたはどうしてもピーマンをが嫌いなんですよね」と認めてあげることが必要です。それがその人らしさを尊重することなのですから。

わがままとは
つまり、自分らしさを他人に押し付けたり、他人の自分らしさを、否定することがわがままだと思うのです。

ちなみに、
押し付けたり、否定すること=ハラスメント
です。

逆に言えば、
自分らしさを強要せずに、他人の自分らしさを認めることが自分らしくいきるということです。

「私は私らしく、あなたはあなたらしく」で良いと思っています。

自分だけが自分らしくあれば良いのではない。
他人の自分らしさを認めてあげることで、わたしもあなたも自分らしく生きることができる…と考えています。

もし「他人に求めすぎてしまう…」「つい他人の考えを否定しがち…」こんな方は是非ご相談ください。

相手を理解するには自分を理解することが重要です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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