「自己肯定感ってなんなの?」
こんな疑問ありませんか?
最近よく耳にする自己肯定感ですが、一体自己肯定感とはなんでしょう。
2017年頃からGoogleトレンドでも注目され始め、次第にメディアでよく見かけるようになりました。
「聞いたことあるけど、何なのかよくわからない」こういった方も多いと思います。
そこで、今回は「自己肯定感」について、私なりの考えを話していきたいと思います。
自己肯定感とは
中島輝さんの著者、
『何があっても大丈夫と思えるようになる自己肯定感の教科書』には、
「自分が自分であることに満足し価値ある存在として受け入れられること」
と、
定義付けされています。
掘り下げて考えてみたいと思います。
自分に満足するということ
一般社団法人日本セルフエスティーム実践協会は、
東京在住の30~55歳の会社員111名を対象に「会社員の自己肯定感」に関する調査を実施。
「自分自身について満足していますか。」(n=111)と質問したところ、
「どちらかといえばそう思わない」が24.3%
「そう思わない」が20.7%、
つまり自分自身に満足していないと回答したのが全体の45%になります。
30から55歳と言えばちょうど働き盛り。その年代の方達の約半数が自分自身に満足していないと答えているのです。
自分に満足するということとはどういうことでしょうか。
ふんわりとした言葉を理解するには自分の言葉で説明できる必要があります。
自己肯定感が低い人にみられる特徴
自己肯定感が低い人には次のような特徴があると言われています。
・「行動力がない」
・「誉め言葉を喜べない」
・「人をよく批判する」
・「責任感が強すぎる」
・「よく後悔する」
・「他人とよく比較する」
・「周囲にネガティブな人が多い」
当てはまるものがありましたか?
私は3個ほど当てはまりました。
この各特徴に対して、どのように対応すれば良いかという対策(以下、テクニック)もあります。
興味のあるかたは御相談ください。
テクニックで自己肯定感は上がるのか?
ここからは私の経験と感覚ですが、テクニックで解決する人もいれば解決しない人もいるというのが私の答えです。
試してみるのはもちろんお薦めですが、全ての人がそのテクニックで自己肯定感問題を解決できるほど、自己肯定感は簡単ではないような気がしています。
何をやってもダメだった
「自己肯定感をあげたくていろいろやってみたがだめだった…」
「むしろやっても変われない自分に、さらに落ち込んだ…」
という人もいます。
自己肯定感という言葉を知り、
自己肯定感をあげるテクニックをひたすら試してみたが、
自己肯定感が高まっている実感が得られないという悪循環も引き起こすこともあるのです。
自己肯定感問題のゴールとは?
自己肯定感問題を解決する先にあるものは、
自己肯定感を高めることではなく、
自己肯定感を気にしないこと、振り回されないことだと思っています。
自己肯定感は人によって総量も違いますし、
その時々によって変動するものです。
誰だってうまくいって喜ぶこともあれば、
失敗したり否定されて悲しむこともあります。
結局のところ、自分に満足するというのは、
【自分を知ること】ではないかと思うのです。
自分の強みも弱みも知ることが必要です。
弱みだけでは自分自身に満足できません。
自分の強みと弱みを心から言えたとき…
「私は”これ”は苦手だけど、やっぱり”これ”は得意なんだよなあ。」と本心で言えた時に、
「自分が自分であることに満足し価値ある存在として受け入れられる」状態になるのではないかと思っています。
下記のサービスではそんなことを考えながら支援させていただいております。
少しでも興味を持っていただけましたら是非ご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。