新しい大河ドラマ『豊臣兄弟!』が始まりました。仲野太賀さんが演じる主人公の小一郎(後の秀長・豊臣秀吉の弟)と池松壮亮さんが演じる藤吉郎(後の秀吉)・・二人の掛け合いは軽快で楽しいです。
まだ3回目ですが際立っているのが、小栗旬さんが演じる織田信長。颯爽とした立ち姿と凄みのある表情がカッコよすぎてしびれます。
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一説によれば、織田信長は塩分量がかなり多く更に糖尿病も患っていたとのことです。
今回は織田信長がどれぐらいの塩分を取っていたか、について簡単に調べてみました。
織田信長は本当に1日に40gも塩分を取っていたのか?
織田信長は濃い味が好みで、有名料理人による薄い味付けの食事に激怒したという逸話があるそうです。
戦国時代はおかずは少なく、お米をたくさん食べることで体を保っていました。ご飯のお供になったのは味噌や梅干し。信長はネギや胡桃を混ぜて焼いた味噌を好んで食べていたそうです。
俗説によれば、信長の塩分量は1日に40gだったとのこと。でも・・本当なんですかね。
梅干しや味噌で1日40gの塩分を取るとしたら・・・
塩分40gと言われてもピンとこないので「梅干しと味噌」をどれだけとると40gの塩分量になるのか見ることにしましょう。
大きな梅干し5個
塩分20%の昔ながらの梅干しの場合、梅干し100gで約20gの塩分量です。大きな梅干し(南高梅など)1個を約20g(可食部)として、5個で20gの塩分を取ることになります。
味噌200g(味噌玉10個分)
味噌は100gで10g、200gで20gの塩分量です。画像は味噌玉です。味噌玉とは味噌に出汁や具などを混ぜて丸めたもので、あらかじめ作って冷蔵しておいた味噌玉にお湯を注げば味噌汁が簡単にできるという優れものです。
味噌玉1個につき20gの味噌を使いますので、味噌玉10個で200gの味噌、塩分量は20gになります。
つまり、大粒の梅干し5個と味噌玉10個を食べると1日40gの塩分量を取ることになります。
当時のご飯の量がかなり多かったことを考えると、これぐらいの味噌、梅干しぐらいなら食べれてしまったのかもしれません。
塩の致死量は?
醤油を一気飲みすると死ぬ‥という話を聞いたことはありませんか?塩を一気に摂取すると高ナトリウム血症となり細胞内脱水が起こります。最初に脳にダメージをきたし頭痛、けいれん、高熱、意識消失などの症状が現れ、更に肺に水がたまり呼吸不全を起こす場合もあるようです。
塩の致死量は体重60キログラムの人で30g~300gとされているそうで(ずいぶん幅がありますね)、脳などに障害が出る中毒量は30g~だそうです。
織田信長が本当に1日40gの塩分量を取っていたとしても、一気に食べたわけではないため、何とかなっていたのかも?高血圧で心臓に負担がかかっていたことは間違いないですが・・
また、塩の摂りすぎは喉が渇き、頻尿になると思うのですが・・そこは問題なかったんでしょうか・・
日本人の1日の塩分の推奨量は男性で7.5gです。それでも世界のなかでは塩分摂取量は高いです。それなのに40gの塩分って・・・すごい量ですよね。