ぐるっとパス第7回は永青文庫、六義園、紙の博物館です。美術館ではないですが、アダチ版画研究所にも行きました。ルート的に回りやすいところを選んで行きました。
浮世絵・木版画のアダチ版画研究所
アダチ版画研究所は目白にある版画工房です。誰でも入れるショールームがあります。
べらぼうで使われている浮世絵はアダチ版画研究所が作成したものと知り、ずっと行ってみたいと思っていました。まさに今放送されている美人画を真近で見ることができテンション上がりました。
工房では浮世絵の現物を見てから、その場で購入することもできるそうです。飾る場所があれば買ったかも・・
お値段は2万円弱ですが、以前国立東京博物館で見た版画の浮世絵はたしか3~4万円はしました。こちらで買った方がお得かもしれません。
■アダチ版画研究所
目白駅から徒歩10分
ショールームは誰でも入場可能(ぐるっとパス関係なし)
●アダチ版画研究所 入口 地下1階がショールームになっています。
●有名な浮世絵がたくさん飾られていました。
●背景が雲母刷り(きらずり)になっていました。表情も着物の柄も色合いも素晴らしいです。蔦屋のマークが上になっています。
重厚な展示室で鑑賞できる永青文庫
次に向かったのは「永青文庫」です。永青文庫は、日本の古美術品を公開している美術館で、展示品は熊本藩16代当主だった細川護立氏が集めていたものだそうです(孫は内閣総理大臣だった細川護煕氏)
ここのホームページがパッとしなくて、建物も古そうで正直いくべきか悩みました。でも行ってよかったです。その理由は・・・
「え、これだけ?」というぐらい数が少ない展示品ではありますが、厳選された作品を趣ある部屋で落ち着いて鑑賞できたからです。
美術館は作品数が多い方が得した気分になりますが、多すぎても疲れるし心に残りません。とにかく落ち着いてじっくり見れる。永青文庫はそんな美術館でした。
4階の展示室がメインになっており、他の階の展示室は「おまけ」です。これで1000円か・・と思いましたが、建物や作品を維持していくことを考えると妥当なお値段かもしれません。
有名な菱田春草「黒き猫」の展示は私が行った時は終了していました。でも、府中市美術館でも菱田春草の黒猫を見れたので良かったです。菱田春草の猫の絵は初めてみましたが、ひときわ存在感のある猫でした。
■永青文庫
目白駅からバス。目白台三丁目下車徒歩5分
入館料 1000円(ぐるっとパスで無料)
●住宅街のなかにありました。
●館内は撮影禁止、飲み物も禁止でした。入口の前で。
特別名勝の日本庭園「六義園」
国の特別名勝に指定されている六義園は、回遊式築山泉水庭園(かいゆうしきつきやませんすいていえん)と呼ばれる庭園です。
この形式の庭園は、大きな池を中心に各地の景勝が再現されており、池の周りを回遊して鑑賞するようになっています。
小高い山からの景色が良かったです。庭園はそれほど広くないので30分もあれば見終わります。六義園は都内の庭園のなかでは1番人気みたいで、紅葉が綺麗な時期だったせいか、かなりの賑わいでした。
■六義園
JR山手線 駒込駅 - 南口より正門 徒歩約7分
入園料 300円(ぐるっとパスで無料)
●チケット売り場
私が帰る14時半頃(休日)は、写真よりもっと長蛇の列になっていました。
●池の前で人のいないところを見計らって撮影しました。
●山から見た景色 ビルとのコラボが都会の庭園らしいですね。
「浮世絵版画のできるまで」開催中!紙の博物館
最後に行ったのは、紙の博物館です。ここは王子製紙工場跡地だったところだそうです。外観も内装も綺麗でおしゃれな博物館でした。
「これぞ総合芸術!浮世絵版画のできるまで」が開催中(11月30日まで)だったので、ぜひ行っておきたいと思っていました。
版画がどのような順番で色付けされていくのか、紙質や刷り方の違いで色や背景に違いが出ること等、分かりやすく展示されていました。
寸分たがわず同じものを何千枚も刷れる今の印刷技術も素晴らしいですが、彫師と刷り師による昔ながらの版画の方が味わいがあっていいですね。
■紙の博物館
JR王子駅から徒歩5分 飛鳥山公園内
入館料 400円(ぐるっとパスで無料)
●こじんまりとした綺麗な建物でした。
●円形状のフロアになっていました。
●明治時代に使われていたチラシ(引札) 配色が綺麗で目を引きます
●おもちゃ絵
●昔の和紙の作り方をペーパークラフトのミニチュアで表現しています。味のある紙の人形にしばし見入ってしまいました。
●大きな聖徳太子がお出迎え。聖徳太子は写経を広めるため紙づくりを進めた最初の人で「紙の神様」とも呼ばれているのだとか・・
ここのところ、美術館巡りには最適ないいお天気が続いています。一方、大規模火災が多くインフルエンザの流行もすごいですね。熊の被害も。一刻も早く皆が安心して暮らせる日々になりますように・・・