腸管にも甘味を感じる細胞がある

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コラム
人工甘味料の是非について、発がん性を問題視する向きもあるが実はもっと重要な問題がある。それは糖代謝が狂ってしまう事である。

糖質を摂ると血糖値は上がりインスリンが分泌される。糖質オフ製品には人工甘味料が使われている。人工甘味料は糖質ではないので血糖値を上げない。
それは確かである。

けれど人工甘味料を取ると平常な血糖値まで更に下がってしまうのだ。以前SNSで発信されている人がいて「これって本当?盛ってるんじゃない?」と思った。でも試しに私も人工甘味料を摂取して血糖測定をしたところ、糖質取っていないのに血糖値が更に下がったので間違いはないと思う。

何でこんなことが起こるのか・・それは舌だけではなく腸管にも甘味を感じるセンサーがありインスリン分泌を促すから・・なのだそう。※

人間の代謝は人工的な食材に対応できるような仕組みになっていない。砂糖はできるだけ取りたくないのだけれど、人工甘味料を取るぐらいだったら砂糖を少しだけ取る、の方がまだ身体に良さそうだ。

※独立行政法人 農畜産業振興機構 
人工甘味料と糖代謝 金沢医科大学医学部衛生学 准教授 櫻井 勝


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