【バーンアウト】燃え尽き症候群になって辞めたこと始めたこと
記事
コラム
燃え尽き症候群(バーンアウト)
・意欲や熱意の低下
・興味や関心の喪失
・疲労感や消耗感
・ストレス増加
・etc.
平たく言えば
うつ病の一歩手前の状態だ。
つい最近までそんな状態だったけど
今はなんとか切り抜けた。
幸いにも自己分析が好きな僕にとって
原因は明快だった。
がむしゃらに走り続け
昨年掲げた売上1000万円の目標を
達成してしまったからだ。
性格もあるが僕の場合
具体的な目標を設定した瞬間から
周りが引くほどエネルギーを注ぐ。
だから割とすぐに達成してしまって
また新しい目標を探す。
それが今年は目標を見失ってしまい
抜け殻のようになってしまったのだ。
体験談と余談を織り交ぜながら
僕なりの対策を提示していくので
燃え尽き症候群に限らず
参考になる部分があれば嬉しい。
まず辞めたことを5つ挙げる。
・完璧主義
・働きすぎ
・思考癖
・没入しすぎ
・SNS閲覧
ぜんぶ効果絶大だった。
手始めに完璧主義を辞めてみた。
残っている仕事を
そのままにしておけない性格で
たとえば
アプリのアイコン左上に赤で③とか
表示されたまま寝れないタイプ。
『明日でいっか』ができなかったけど
今はあえて残したりしている。
むっちゃ楽になった。
完璧主義が積み重なると
今度は働きすぎの状態に陥る。
個人事業主なんて
やろうと思えばいくらでも仕事があるから
キリがないのだ。
完璧主義を辞めたことで
働きすぎな状態からも抜け出せた。
あとは思考癖。
考えることが好きだから
完全に辞めたわけじゃないけど
経験上
思考し続けても
負のループに入るだけと知ってから
思考量より行動量を増やすことにした。
加えて天才じゃない限り
“机上の空論”になる確率は高いと思う。
方向性が決まったら即行動。
失敗したら改善を繰り返したほうが
結果を受け取るまでのスピードは早いし
精神衛生上いい。
そして没入しすぎないことも
メンタルヘルスには役立つ。
周りが見えなくなって
『自分にはこれしかない』と
視野を狭めてしまうのだ。
思ってるより世界は広いし
好きなことや得意だと思うことを
一つに絞ってしまうことなく
分散的に挑戦してみることが大切。
投資と似ているかもしれない。
なるべくリスクを回避して
長期的な利益を獲得するのだ。
最後はSNS閲覧。
これは本当にオススメだ。
何気なくインスタや
ショート動画なんか見ていたら
時間はあっという間に過ぎるし
無意識のうちに他人と比べて
自己嫌悪に陥っているのはあるある。
ただしアウトプットが目的の発信は
逆にしたほうがいいというのが
僕なりの見解だ。
次に始めたことを3つ挙げる。
・時間の確保
・メンターの確保
・新しい趣味、体験、ビジネス
時間は有限だとか、時は金なりとか
よく耳にするが芯を食っていると思う。
平等に与えられているのは
24時間、365日という時間だけ。
大金持ちでも不幸な人は多い。
億り人だとか、FIREとか
それ自体は手段のはずなのに
目的になっている人は実際いる。
人によって幸せの種類は違うから
他人がとやかく言う必要はないけど
何を隠そう自分自身
その底なし沼に嵌るとこだった。
自由に使える時間は最高だ。
お金を稼ぐために時間を削って
不幸になっていては元も子もない。
お金は精神安定剤でしかない。
時間の確保を積極的にしている今
明らかにQOLが向上した。
そしてメンターの確保。
自分と似た境遇の先駆者や
発信者を味方に付けるといい。
僕の場合
書籍部門では千田琢哉さん
YouTube部門ではトーマスガジェマガさんだ。
病んだ時に心の拠り所になってくれる。
マジでありがたい。
最後に新しい趣味、体験、ビジネス。
目標がないことで燃え尽きてるんだから
新しく設定しただけの話。
とびきり飽き性な僕は
現状のプライベートやビジネスが
うまくいっているとはいえ
マンネリ化してきた感覚もあった。
贅沢な悩みだ。
燃え尽き直後は絶望感に襲われて
こんなこと考える余裕もなかったけど
先に書いたように時間の確保を優先して
余裕を作ってから設定した。
余談だが“余裕”は非常に大切だ。
ひらめきや良いアイデアが浮かぶのは
大抵リラックスしている時。
これは確か科学的にも証明されていて
僕の場合も
サイクリング中やシャワーを浴びている時
就寝前なんかに浮かぶ。
人間はすぐに忘れる生き物だから
速攻でペンを手に取ってメモする。
シャワーで手が濡れていても
ポカポカの布団で寝落ち寸前だったとしても
書き留めることを最優先にしている。
そしてその直感的なひらめきやアイデアは
かなりの確率で良い結果をもたらす。
これも確か科学的に証明されていたはず。
少し変態気質なのかもしれないが
僕のメンターである千田琢哉さんも
書籍で同じことを書いていて
『やはりメンターだ』と心から確信した。
こうして自分の機嫌をとりながら
うつ病の一歩手前から抜け出せて
今では笑い話かもしれないけど
問題に直面してる時はしんどくて
表情にも出ていたらしく
周りからも心配されていた。
こんな状態じゃ誰も幸せにならないと
気付いてから即行動して良かった。
思考量より行動量だと
改めて実証した出来事でもあった。
そろそろ終わろうと思うが
あえて一言にまとめるならば
『ほどほど』が今のテーマだ。
燃え広がって手に負えなくなる前に
消火準備もしておくべきということだ。
自分自身の問題じゃなく
周りの期待に応えようとする時も同様。
経験上
期待に応え続けるとエスカレートして
さらに求められることになる。
万人に好かれることはムリだし
マイペースで結構だと思う。
逆に言えば
周りに対してもそういった理解を示すことで
良い関係を築いていけると思う。