【課題の分離】馬を水辺に連れて行けても、水を飲ますことはできない

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ビジネス・マーケティング



シンノスケです!



今回の記事は、

会社で言えば部下、家庭で言えば子供など、

誰かを教育する立場の方にとっては

ブッ刺さる内容かもしれません。



僕自身も開業者のサポートだったり、

事業補助に来てくれる方に作業内容を教えたり、

伝えていく立場にありますので

『どうしたら伝わるのか』

『この人にはどうアプローチすべきか』

常に考えながら接していますし、

独自に勉強も重ねています。





『他人を変えようとせず、自分が変わる』

この考え方は個人的に腹落ちしているのですが

『他人を放っておいて構わない』

これには違和感を覚えます。



そこで『課題の分離』という

考え方が役立つのです。

ちょっと難しい内容なので不安ですが、

この考え方をもとに解説していきますので、

温かい目で見守って頂けたら幸いです!(笑)



それでは早速!!!





『課題の分離』とは?

心理学者のアルフレッド・アドラーさんが

提唱した言葉です。



アドラーさんは『課題の分離』を

分かりやすくするために

『馬を水辺に連れて行けても、
 水を飲ますことはできない』

という“英国のことわざ”を例に挙げています。



さらに言い換えれば

『他人に機会を与えることはできるが、
 強制することはできない』

という意味合いになります。





“自分のやるべき課題”と

“他人のやるべき課題”を明確に分ける。



冒頭に書いた通り、

『他人を変えようとせず、自分が変わる』

これは軸として持っておくべきですが

『他人に対し自分ができることをする』

このように捉えることもできそうです。



感覚的な話になってしまいますが、

『他人を放っておいて構わない』よりも

人間味があって温かい印象を受けますよね。





依存的な人への対策

少し視点を変えてみます。

教える側で『課題の分離』を使ったとしても、

何でもかんでも答えを求めてくる人、

自分で考えたり調べることをせず、

1から10まで聞いてくる人がいるのも事実で、

これがいわゆる“依存的な人”にあたります。



棘のある言い方になりますが、

依存的な人は基本的に自分本位な傾向にあり、

相手のことを考える余裕もありません。



他人の貴重な時間を奪っている感覚がなければ、

仮に教えてもらった通りに行動しても

うまくいかなかった場合、

その責任を他人に押し付けることが多いです。

自責思考じゃなく他責思考なんですね。





突然ですが、

“野生動物にエサを与えてはいけない理由”

知っていますか?

答えは複数ありますが、

“自然界からエサを探し出す行為をやめてしまう”

これが理由の一つです。



僕はこれと似た感覚だと解釈しているのですが、

答え(エサ)を与えてしまうとそれに慣れて、

自分では答えを探せなくなってしまうので、

その人は依存してくるようになります。

誰からも答えを与えてもらえなくなると、

もう自力で生きていくことはできないのです。



つまり答え(エサ)を提供するのではなく、

機会(エサのある場所)を提供し続けることが

教える側の優しさであり、

依存されないための対策だと思っております。



こちらが期待しすぎなのかもしれませんが、

このように先回りして考えて接していても、

依存的な人はこれを踏み躙る傾向にあるので、

耐えきれなくなったら一旦逃げましょう。

散歩や入浴、好きなことでリフレッシュして、

そしてまた、機会を提供しましょう。





ズルい質問をしてくる人への対策

また少し視点を変えますが、

『課題の分離』をして『依存対策』をしても、

今度は“ズルい質問”をしてくる人がいます。



僕なりのズルい質問の定義は

“意図が見えないこと”です。



『この日、空いてますか?』

悪意はないのかもれませんが、

僕的にこの質問はズルく感じてしまいます。

時間帯によっては空いてないかもしれないし、

内容により断りたいときもありますよね(笑)



意図を隠して相手の『YES』を勝ち取ることで、

頼ろう(依存しよう)としている

可能性だって考えられるのです。



『この日、◯時から◯◯について
 確認したいのですが、空いてますか?』

これは具体的な質問で

意図が分かりやすいですし、

話の食い違いも避けることができます。

相手ファーストな質問だと言えそうです。





前者のようにざっくりとした質問をされた場合、

僕も相手に合わせるように

どっちつかずの答えを出します。

『スケジュール調整中の件があって、
 すぐ答えは出せないのですが、
 どうかされましたか?』

と言った具合に。



これで相手の出方を伺っていますし、

時間帯や内容によって

断ることもできる状況を作っているのです。

これがズルい質問から逃げるための対策です。



自己防衛のために上手く返していますが、

僕はすでにこの時点で、

相手に対し不信感が芽生えてますし、

自分本位な印象が付いてしまっています。



若かりし頃の恋愛は別として、

こういった駆け引きって正直面倒なんですが、

自分を守るための盾でもあるのです。





泥臭いレーサーの話(終わりに)

僕は昔から車が好きで、

イベントに参加することもあれば、

親とサーキットへ出向いて

レース観戦してた時期もありました。



今はネットを介して

大好きなドライバーを推しつつ、

レース観戦をしています。

その大好きなドライバーは同じ茨城出身で

茨城大使も務める『野尻 智紀』さんです。



F1に次ぎ世界で二番目に速く、

日本ではトップカテゴリーの

“スーパーフォーミュラ”で勝ち続けている

日本最速のドライバーです。



YouTubeでの発信もされていますが、

素直で人柄の良さを感じられるし、

盛り上がりつつあるレース業界の面白さを

観戦初心者さんに伝えようと努力されています。

レースや車業界に対する熱量を感じるのです。



この間の土日に三重県の鈴鹿サーキットで、

2025年シリーズが開幕したのですが、

決勝のスタート位置を決める予選タイムは

土日続けて2戦ともトップでした。



なんでもそうですが、

モータースポーツはアクシデントが付きもの。

省略しますが、

イレギュラーが重なって決勝では2戦とも

表彰台に乗ることができませんでした。



レースを終えた後、コース上にマシンを停め、

ほとんどの選手は体重測定に向かった後、

自分の持ち場(チーム)に戻ったり、

表彰台に乗る準備をしているようです。



もちろん各選手やチームによって

状況が違うことは理解しているつもりですが、

そのままレース終了後も閲覧を続けていたら、

マシンから降りた野尻選手が映されました。



このとき、野尻選手は、

他チームマシンのタイヤ状況を

一台ずつチェックしていたのです。

タイヤの状態を見ることによって

上位チームの戦略が見えてきたり、

限界で走っていたのか余力を残しているのか、

その辺がなんとなく分かるそうなのですが、



この“泥臭さ”を目の当たりにして

背筋がゾワッとしたのと同時に、

より野尻選手に引き込まれた瞬間でもあります。



抜け目なく可能性を潰していく。

プロドライバーとしてトップに君臨し続ける

理由が分かる場面でもありましたし、

御託を並べたり、他人の責任にするのではなく、

今自分ができる最大限のことを

泥臭く続けるその姿は美しく感じました。





そろそろまとめに入りますが、

『課題の分離』

これは一見冷たいようで

実は優しさに溢れた考え方だし、

自分を守ることもできると思います。



置かれた状況下で、

相手に強制や依存をしたり、

責任を押し付けるのではなくて、

“今自分が最大限できることは何か”

“どうすれば良い機会を作れるか”

これを泥臭く問い続けて実行していくことで

道は開けていくんじゃないかと感じています。





長くなりましたが、

最後までご覧いただきありがとうございます!



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