PTAや父母会の組織がどのような構成になっているのか
説明したいと思います。
地域によって、若干の違いがあると思います。
独自の取り組みや、こんな役割はない、ということもありますので
すべてここに載せることはできません。ご了承くださいね。
※学校ごとの組織や活動など、一つの組織のまとまりを指し示す
言葉として、「単位」という表現を使います。
学校単位PTAとは、「学校ごとのPTA組織」のという意味です。
クラス単位の活動とは、「クラスごとの活動」という意味になります。
単位は、長さや尺度だけでなく、人のまとまりとしても使われるのですね!
さて、初心者編②スタートです!
<基本的な構造>~PTAの場合~
【PTA組織の構成】
PTA本部(本部役員及び教職員の一部)
委員 (各クラスや居住する地域から選出された保護者)
係、担当(各クラスや居住する地域から選出された保護者)
教職員 (教職員も何かの役職を担当するケースがあります)
【PTA活動を決める会議の流れ】
①本部役員会議:PTA会議(運営委員会)の議題を精査、活動計画、活動報告をして、保護者がPTA活動をスムーズにできるよう準備します。
(出席する人)
本部役員と学校の代表者(校長先生や教頭先生など)で話し合います。必要であれば委員長や要望を提起した保護者に出席していただくこともあります。
(話し合う議題について)
PTA会議(運営委員会)で話し合う内容を整理し、必要なことを事前に準備します。
学校の行事やイベントに協賛する時はその活動内容や手順、役割分担などを考えておきます。
学校や保護者からの意見や要望を踏まえて話し合う場合は、その内容の資料を用意します。
↓
②PTA会議(運営委員会):本部役員が主催、司会進行します。
PTA役員を招集して、PTA活動について話し合います。出席した委員や役員は、議題についての意見を述べたり、活動計画や活動報告などをします。
※開催日程は、1~2か月に1回程度のPTAが多かったです。
(出席する人について)
クラス代表や委員会の委員長や地区の役員など、PTA会議(運営委員会)に出席する保護者は、PTAによって若干違うようです。
(話し合う議題について)
PTA活動における問題や要望などを提議し、出席者で話し合います。
重要な課題においては、全保護者へのアンケートを実施するなど、多くの意見を確認した上で決定していくこともあります。
保護者への活動を要請する場合は、PTA会議(運営委員会)にて通知、役割分担などが話し合われます。事前に本部役員が計画し、保護者にお願いしたい活動内容を決めておく場合もあります。
活動報告をして、その結果や感想を聞き、来年度の活動に向けて参考資料とします。
↓
③PTAだより(PTA活動連絡のお手紙)を配布:決定事項を保護者へ連絡します。決定した内容に合わせて活動をしてもらいます。
出席した役員や本部役員が主体となって保護者のPTA活動をサポートします。保護者の活動内容は、別途お手紙などで活動の案内や説明があると思います。
【本部役員の活動内容】
①本部役員:所属する学校のPTA活動を取りまとめます。
外部組織との連絡連携窓口になります。
会議や総会の主催、決算、監査、PTA会費の管理、
PTA連合会の活動、各種手続きなどの事務処理を行います。
●PTA会長、副会長、書記、会計、会計監査、補佐相談役など
②委員会:子供の学級や登下校単位での活動をサポートしたり、
各クラス毎に選出した保護者が目的をもって活動します。
係や役割のある保護者やクラス単位の活動を委員が
本部役員の代わりに取りまとめたりします。
委員または委員の代表者は、本部役員が主催するPTA会議に
出席します。
活動する保護者への連絡、活動内容の説明、招集、片付け
報告、経費精算などをおこないます。
●学級(クラス)委員、広報委員、厚生委員、本部役員推薦委員、
地域連絡委員など
③係、役割:資源回収、運動会、読み聞かせ、学校清掃、登下校見守り、
イベント担当係など
④その他PTA会員(保護者及び教職員)
以上で構成されています。
校長先生は、PTA会員ではない可能性もあります。
各単位PTAでの取り決めによります。
校長先生からPTA会費をもらうかどうかは
PTA会員かどうかを確認しましょう。
子供はPTA会員ではありません。
<基本的な構造>~父母会・保護者会の場合~
※父母会・保護者会には教職員やコーチはメンバーに含まれません。
幼稚園、保育園、児童館、スポーツ少年団、その他教育や学びの場に
所属する子供の保護者のみで構成された組織です。
【父母会・保護者会の構成】
①役員:会長、副会長、書記、会計、会計監査、補佐相談役、連絡員など
役員は会費を集めて、子供の教育活動に必要な連絡を保護者にしたり
子供のサポート、物品の購入、事務処理などを行います。
児童館、保育園、幼稚園などでは、一部の教員や園長と連携して
定期的な父母会の役員会議を実施しているケースが多く、
習い事やスポーツ関連の父母会などでは、役員が集まって
話し合い、各保護者へ通知しているケースもあります。
会議や総会などを行わない場合は、LINE連絡や文書にて
会計報告などを保護者へ通知するケースもあります。
②父母会員・保護者会員
以上で構成されています。
<ポイント>~会費を支払わない保護者はPTA会員ではない~
これはとても悩みどころですよね。
PTA会費を支払っていないとPTA会員ではないのですから、PTA活動の恩恵は受けられません。
本来、父母会もPTA会員も加入は任意です。
活動はボランティアが多く、活動の参加も任意です。
ですが、関係する子供すべてに対して平等にサポートしていることと
保護者の協力がないと成り立たないため
半強制的に加入や順番制の活動をお願いしていたり、
入会入園時に、必ず加入していただくとの一文を明記している
組織も多いと思います。
では、会費を支払わない子供だけを除外して活動できるのか?
実際は、子を持つ親としては難しいですよね。
物理的にも、学校の教育課程においても、PTA会費を支払っていない子供を別枠で管理することは無理だと思います。
それであれば、PTA会費を払うだけ損と思いますか?
一生を思えば、子供の時間はとても短いです。
できれば、「お互い様」と「助け合い精神」で、
同じ地域で学び成長していく子供を、周りの大人たちみんなで
温かく見守っていく。という考え方はいかがでしょうか?
それから会費の負担は、そこまで高額な設定をしているPTAや
父母会は多くありません。
多くの人たちが我が子の安全と健全な教育のためと思って出費し、
保護者自らも活動することで子供たちは恩恵を受けています。
このようなしくみがないと、ずっと自分の子供を毎日自分の手で守っていくしかありません。自分がお金を出して、子供の教育の環境を整えることになります。そのほうがよっぱど大変だと思います。
それが大変だから、多くの保護者たちが少しずつお金を出し合って、少しずつ活動の負担を分担しあって
助け合って子供を守る、子供の教育環境を改善していくのが
PTA活動の本質であり本来の目的だったのではないか?と私は思います。
ですから少し頑張って出費しても損はないと思います。
でももし、生活苦の中では、そのような出費も厳しいですよね。
その場合は、ぜひお住いの市区町村に勇気を出して相談してみると
有効な子育て支援策があるかもしれません。
そして、それらの貴重な会費を預かる立場になった場合には
子供のために、保護者のために、有効なお金の使い道を考えて
活動していくことが大切だと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。