「円安について」

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 円安に関する議論が喧しい。これらの議論を見ていて国内に覆われている”弱気の虫”の存在は存外に根が深いと思う。これは一つには中共やロシア方面から吹く風に靡くマスメディアに原因があると言える。
 しかしそれにしても政府までが弱気過ぎないか。もし円安が危機だとしても、私のように還暦にもなり幾ばくかの人生経験を経たもの皆が持っている感覚として”危機”というのはチャンスそのものである、との鉄案から導き出して今後の糧としてもらいたいと思う。そうでなくとも円安そのものは国内の投資環境を好転させる大きなファクターであるのに、この惨憺たる論壇のありさまは何だろうと思う。このチャンスを活かせば必ず日本は復活する。マクロな国際環境はこの上なくよろしい。安全保障を基軸に自助、自存の哲学を貫きさえすれば未来は必ずや拓けるであろうことは間違いない。
 こういう世情や世論形成に関して、私自身はもう10歳ほど年上の世代、つまり団塊の世代には全く期待していない。我々より下の世代、特に40代より下の若い世代に大いに期待している。有意の若人も出て来ている。最近知った論客として、白川司氏などは非常にシャープな論説を展開していると思う。
 円安はチャンスである。左翼が展開する脱カーボン、ポリティカルコレクトネスや過度のSDGsなどに惑わされない、国益を軸にした中身のしっかりした積極策を展開しよう!民間有志よ、企業よ、政府などに頼らず自らの力で未来を切り開け!!
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