「傷つくならばそれは愛ではない」
チャック・スペザーノ博士の本のタイトルです。
自分の人生で最大に傷ついたと思っていた頃に出会った本です。
当時そのタイトルにはとても衝撃を受けました。
混乱した、といった方が正しかったかもしれません。
意味が全然分からなかったからです。
でも、その意味を知りたいとも思いました。
そのために、というよりは、当時の傷を乗り越えるために
毎日必死で生きる中で、ある日突然その意味が分かる日が来ました。
そして理解できたことで、いずれ傷は癒えるだろう、と
その道筋が見えた日でもありました。
まだまだ傷だらけの日々の中で。
自分にとって理解できない言葉は、
自分を新しい世界へ連れて行ってくれる鍵でもあるんだな。
そんな風に思いました。
わからない、でも気になる。そして、わかりたい。
そんな言葉に出会ったら、
新しい世界への橋が、かけられた合図。
思い描いて、進もう。