どうしても、相手にわかってもらいたい。
でもなかなかわかってもらえない。
意見が違うことについて話し合いをするのって、
とても難しいですよね。
そんな時に大切な2つのポイントがあります。
今日はそのポイントの1つ目についてです。
大事なポイント。
それは「自分の意見はそっと机に置く」ということです。
なんのこっちゃ?と思われましたか。
これはどういうことかと言うと、
「どんな風に判断されても良いものとして、ただ意見を目の前に提示する」
ということ。
相手の目の前に、そっと熱々のコーヒーを置くイメージで。
それは、相手が自分の意見についてどんな感想を持ったとしても、
それを尊重するということ。
自分以外の人間は、すべて自分とは違う考え方をもった一人の人。
だから、自分の意見に対して、どんな感想をもったとしても、仕方ない。
そういう気持ちをもって、話し合いに臨むということなんです。
そうか。あなたはそんな風に感じるんだね。
そんな気持ちの流れる話し合いの場では、
相手も自分が受け入れられていると感じ、
素直な気持ちになりやすいでしょう。
そうやって、机の上にお互いの意見を置き、
それをじっくり眺めてまた意見をのせる。
そこに、白黒はつけない。
もしかしたら、結論は一度では出ないかもしれない。
それでも、相手を尊重する気持ちを大切にする。
そんな気持ちが伝わるとき、お互いの納得する結果になることが多いです。
自分の意見をボールのように投げて、
ぶつけるようなやり方でうまくいかなかった、という方。
今までと違うやり方を試してみるのも、よいかもしれません。