周りの人のペースや、仕事のやり方を見ていて、「もっとこうすればいいのに」「どうしてもどかしいんだろう」って、胸がキュッとなること、ありませんか?
同じ部署のメンバーの様子を見ていて、自分の方が仕事がスムーズにできると分かっている。
工数や効率の悪さが目についてしまう。
でも、それをストレートに指摘できなくて、一人でモヤモヤを抱え込んでしまう……。
そんな優しいあなたのお話を、今回はじっくり聞いていきたいと思います。
実は、心理カウンセラーとしてたくさんの方の仕事や人間関係の相談に乗る中で、同じような悩みを抱えている方にたくさん出会ってきました。
「相手を傷つけたくない」「指摘して職場の空気が悪くなったらどうしよう」って、周りのことをたくさん考えてしまうからこそ、言葉をグッと飲み込んでしまうんですよね。
その優しさは、本当に素敵なことだと僕は思います。
でも、言葉を飲み込むたびに、心の中に少しずつ「もどかしさ」というトゲが刺さっていくようで、毎日の仕事がちょっぴりしんどくなってしまうこともあるかもしれません。
そんなとき、僕は「相手の能力」と「自分の役割」を少しだけ切り離して考えてみることをおすすめしています。
目の前の人が「できない」と感じるとき、私たちは無意識に「自分がなんとかしてあげなきゃ」とか、「なんでこれくらいできないんだろう」と、相手の課題に深く入り込んでしまいがちです。
でも、人にはそれぞれ、成長のスピードや得意なペースがあります。
もしかしたら相手は、今まさに一生懸命その不器用さと戦っている最中なのかもしれません。
そこに気づけるあなたは、それだけ視野が広くて、仕事に対して誠実で、素晴らしい能力を持っているということです。
まずは、そんな一生懸命な自分自身のことを「よく頑張っているね」って、認めてあげてほしいなと僕は思います。
指摘できないもどかしさを感じたときは、無理に相手を変えようとしなくて大丈夫です。
「私は私のペースで、目の前の仕事を丁寧にやろう」と、心の中でそっと境界線を引いてみてください。
あなたが職場で穏やかに、自分の仕事に集中して笑顔でいること。
それだけで、周りの空気は自然と柔らかくなっていきます。
一人で抱え込まずに、たまには心の力を抜いて、深呼吸してくださいね。
あなたのその優しい心が、少しでも軽くなることを、僕はいつも応援しています。