仲の良い友人グループで集まっているとき、ふと訪れる一瞬の沈黙。
あの「シーン」とした空気になった瞬間、心臓がドキッとしたり、「あれ?もしかして私のせいで退屈させてる?」と不安になったりすることはありませんか?
みんなの顔色をうかがって、何か面白いことを言わなきゃと焦って空回りしてしまったり、家に帰ってから「あのとき、変な空気になっちゃったな」と一人で反省会を開いてしまったり。
本当に、いつも周りのことを考えていて、優しくて、一生懸命な証拠なんですよね。
まずは、そんな風に周りを気遣える自分の優しさを、いっぱいいっぱい褒めてあげてほしいなと思います。
僕は心理カウンセラーとして活動していますが、実はこのような「一瞬の沈黙が怖い」というご相談を、本当にたくさんの方からいただいています。
みんなでワイワイ楽しんでいるからこそ、その楽しさを壊したくないという気持ちが人一倍強いんですよね。
でもね、ちょっとだけ心の荷物を下ろして、僕のお話を聞いてみてください。
その一瞬の沈黙は、決してあなたのせいではありません。
そもそも沈黙というのは、誰か一人の責任で起きるものではなくて、その場の空気が自然と「ひと息ついた」だけなんです。
みんなで楽しくおしゃべりして、笑って、ちょっと疲れたから「ふぅ」と息を吸っているような、そんな心地よいお休み時間なんですよね。
仲が良いからこそ、無理にしゃべらなくても安心できる。
相手の友人たちは、むしろ「沈黙しても気まずくない関係」として、あなたとの時間をリラックスして楽しんでいる可能性のほうが、ずっとずっと高いんですよ。
「何か話さなきゃ」とあなたが焦っているとき、相手は「あのご飯美味しかったな」とか「次はどこに行こうかな」なんて、のんびり考えているだけだったりします。
だから、沈黙が訪れたときは、あなたも一緒に「ふぅ」と深呼吸をして、お休みしてみてください。
あなたが沈黙を怖がらずに、お茶を飲んでホッとした表情を浮かべているだけで、周りのみんなもさらに安心できるんです。
言葉が途切れても、あなたと友人たちの間にある温かい絆は、一ミリも消えたりしません。
沈黙は、気まずい時間ではなくて、お互いが安心して素に戻れる「優しい時間」なんだと、少しずつ捉え直していけるといいですね。
明日からは、沈黙がやってきたら「あ、いまみんなで休憩タイムだな」と思って、ゆったり構えてみてくださいね。
あなたの心が、少しでもふんわりと軽くなりますように。