「私なんて、まだマシな方だから」と、自分の涙を止めてしまう優しいあなたへ

「私なんて、まだマシな方だから」と、自分の涙を止めてしまう優しいあなたへ

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コラム
「もっと苦しんでいる人がいるんだから、これくらいで弱音を吐いちゃダメだ」

そうやって、自分の胸の奥から湧き上がってくる苦しみや悲しみに、ぎゅっと蓋をしてしまうことはありませんか?

恋愛や人間関係、仕事のプレッシャー、そして未来への漠然とした不安。これまで本当にたくさんの方の心のお悩みと向き合ってきましたが、真面目で優しい人ほど、この「もっと大変な人がいる」という言葉で自分を戒めてしまっているように感じます。

誰かと比べて自分の悩みの重さを測る必要なんて、本当はどこにもないんですよね。

例えば、誰かが骨折をして大怪我をしていたとします。それを見たあなたが、自分の指に刺さったトゲの痛みを「あの人に比べたら大したことないから」と、痛くないことにできるでしょうか。やっぱり、トゲが刺さればチクチクと痛いですし、早く抜いてしまいたいと思うのが自然な感情です。

心だって、まったく同じなんです。

世界のどこかにどんなに大きな苦しみがあったとしても、今、あなたの目の前にある寂しさや、夜も眠れなくなるような不安は、あなたにとって紛れもない「本物の痛み」です。その痛みを、他の誰かの事情と比べて「これくらいで悩んじゃいけない」と、自分で受け入れる許可を出せない状態は、とても苦しいものだと思います。

僕は、悩みに「大きい」も「小さい」もないと考えています。

あなたが「辛いな」「苦しいな」と感じたその瞬間に、その悩みはあなたにとって100%の重さを持っています。だから、まずは「そっか、私は今、これに傷ついているんだな」「悩んでもいいんだよ」と、自分自身に言ってあげてほしいのです。

自分の味方でいてあげられるのは、他の誰でもない、あなた自身です。周りの目を気にして、自分の感情をないがしろにする必要はありません。

まずは、その胸の痛みをそのまま認めてあげることから始めてみませんか。あなたが自分の心に優しく寄り添えるようになることを、心理カウンセラーとして、いつでも心から応援しています。

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