「大きなことを成し遂げたい!」そう思うときに、まず必要なのは“目的”と“目標”です。
でもこの二つ、意外とごちゃごちゃになりやすいんですよね。しかも、しっかりと決めている人は少ないのです。
行き先が決まっていなければ、どんな手段を選べばいいのかも分からなくなってしまいます。
地図を持たずに旅に出て、どこに行くのかも分からないまま歩き続けているようなもの。
これでは途中で疲れて座り込んでしまうかもしれません。
「目的」と「目標」をシンプルに考える
難しく考える必要はありません。
目的=何をしたいのか
目標=そのために何をすればいいのか
ただそれだけのことです。
たとえば「英語を使って世界の人と話したい」というのが目的だとしたら、目標は「毎日10分でも英語を勉強する」とか「英会話教室に通う」といった行動になります。
数字や期限を意識するのも大切ですが、最初から完璧にする必要はありません。
「自分がどこに行きたいのか」を決めることの方が、ずっと大事です。
好きなことを目的にする
そしてもう一つ、とても大切なことがあります。
それは「目的」は必ず“自分の好きなこと”にするということ。
好きでもないことを目的にしてしまうと、途中でつらくなり、やがて続かなくなってしまいます。
反対に、好きなことなら、多少の苦労や壁があっても乗り越える力が湧いてきます。
「好きだからこそ頑張れる」
「好きだからこそ工夫できる」
「好きだからこそ続けられる」
成功している人たちは、みんな“好き”をベースにしているからこそ、走り続けられるのです。
一歩を踏み出す勇気
「目的」と「目標」を決めたからといって、すぐに大きな成果が出るわけではありません。
けれど、行き先がはっきりすると、不思議と気持ちが軽くなるんです。どんな小さな一歩でも「これでいいんだ」と思えるようになります。
迷ったときには、もう一度自分に問いかけてみてください。
「私は本当は何をしたいんだろう?」
その答えが、あなたの人生のコンパスになります。
大きなことを成し遂げるために必要なのは、特別な才能でも環境でもありません。
ただ「自分の好きなことを目的にして、そこに向かって何をするかを決めること」。
それだけで、あなたの毎日は少しずつ変わり始めます。
だから、どうか焦らずに。今日からできる小さな目標を一つ決めて、歩き出してみてくださいね。