この世界には、何十億という人が生きていて、それぞれが自分の人生を歩んでいます。
でも、その中で「あなた」という存在は、たった一人だけ。
似ている誰かがいるかもしれないけれど、あなたとまったく同じ人は、どこにもいません。
今までにも、これから先にも、誰一人として。
そんなふうに言われても、なんとなく実感がわかないかもしれません。
でもね、私たちは誰もが、目には見えない「必要」を持って、この世界に生まれてきたんだと思うのです。
あなたが今ここにいることには、ちゃんと意味がある。
これは慰めじゃなくて、本当にそうなんです。
たとえば、何かに悩んでいたり、うまくいかないと感じたり、「自分なんて……」と思ってしまうことがあっても、
その気持ちさえも、あなたがこの世界に必要とされている証拠なんじゃないかと思います。
何かを探している人、道に迷っている人、夢中になれるものがまだ見つかっていない人——
そういう人たちは、みんな「何かの役割」を果たす途中にいるだけ。
まだ花が咲いていないだけで、種はちゃんと心の中にあるんです。
「何のために生きているのか分からない」って思うこともあるかもしれません。
でも、それでいいんですよ。
すぐに答えなんて見つからなくて当たり前。
人生の答えって、あとからふっと気づくことのほうが多いから。
だから、今すぐに特別な何かにならなくても大丈夫。
頑張って働いて、ごはんを食べて、眠って、たまに笑って、たまに泣いて。
それだけで、あなたはこの世界に「いる意味」を毎日ちゃんと果たしているんです。
もし、まわりと比べて落ち込むことがあったら、思い出してみてください。
あなたは「あなた」という唯一無二の存在として、ここにいるんだってことを。
他の誰にもできない生き方を、あなたは自然とやっている。
その姿を、見ていて救われている人が、もしかしたらすぐそばにいるかもしれません。
それに気づけなくても大丈夫。
あなたが「頑張って生きていること」そのものが、誰かにとって希望になるんです。
だからね、急がなくていいし、無理もしなくていい。
あなたのペースで、あなたの足で、一歩ずつ進んでいけばいいんです。
たとえ今は、自分の存在に自信がなくても。
そのままで、ちゃんと意味がある。
どうか、そのことを心の片隅に置いて、ゆっくりでもいいから、前を向いていけますように。