スピリチュアルに対する勘違い
病と一言に言っても、その種類はたくさんあります。
うつ病や心臓病、肺炎、認知症、熱中症などなど、挙げればきりがありません。
それに対して、現代医学は、科学的なエビデンスの下で必要な治療を施していきます。
絶対ではないにしても、多くの場合、それによって治癒されることでしょう。
少なくとも多くの方は、そう信じているはずです。
では、こんなことを言われるとどう感じますか?
「痛みの箇所に手をかざすと自然と痛みが消えていきます!」
なんか胡散臭いですね(笑)
怪しさ満点だと思います。
ただ、本当にそれでよくなることも実際にあるのです。
科学的な方法による「証明」は出来ないにしても、患者さんの感覚の中で「よくなっている」と言える時があるのです。
ここで言いたいのは、現代医学的な治療とスピリチュアル的な治療ではアプローチの方法が違うということです。
現代医学がたくさんの研究の積み重ねの下で行われるように、スピリチュアルも長年の歴史の下に成り立つものです。
証明の可否やアプローチの違いから受け入れ難い部分もあるかもしれませんが、「スピリチュアル」と名の付くものに対して直ちに否定的になるべきではないのでは?と思います。
この点については、近年多くの賛同が得られているようです。
病の原因の在りか
そんなことを踏まえて、病の原因について考えてみましょう。
例えば、スピリチュアルヒーラーには治せなかった病が現代医学を司る医者の手によって治すことが出来た。
あるいは、その逆のケースがあります。
あるいは、スピリチュアルヒーラーにも医者にも治すことが出来た病の類があったりします。
これは、どういうことでしょうか?
1つ考えられることとして、現代医学とスピリチュアル系の考え方を比較した時にその見るべき対象が違うということが挙げられます。
例えば、現代医学では、人間の肉体は一つです。
その器官の検査や治療は、各専門機関において個別に行われることが多いです。
一方、ある一つのスピリチュアル的考え方によると、人間の体は、5つの層に分けられると考えます。
そして、病の原因は、この5つの層のいずれかに存在していると考えます。
とすると、例えば、物質的に目に見えている肉体以外の部分に病の原因を発見し、病の治癒や再発の防止を図ることが出来たりします。
エネルギーのバランスを調整したり、魂レベルでのトラウマを癒したりというアプローチは、こうした考え方が背景にあるように思います。
まとめ
さて、こう考えてくると現代のエビデンス至上主義とも言える見方・考え方は、一見信頼できそうでいて、かえって視野を狭めてしまう危うさがあるように思います。
昨今のコロナウイルスをめぐる混乱状況からもわかるように、エビデンスが通用しないあるいは存在しない危機というのは、必ずやってきます。
目に見えるもの、目に見えないもの、いずれに対しても、広い心で学び受け入れる姿勢は、全ての人に求められているように思います。