(372日目)未来予測力。

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コラム
最近はニュースでも高齢者の自動車事故
よく取り上げられますよね。

単純な認知機能の劣化だとは思いますが
機械にも経年劣化があるように
人間も気付かぬうちに劣化するってこと。

しかし、自分が子供の頃なんて
45歳なんてカレッカレのオッサン
そんなイメージを持っていましたが
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いざ自分がその年齢になったんだけど
実感が全くと言っていいほどない。
おそらく周りの若い世代から見たら
ワイが子供時代に感じていた感覚なんだろう。

そう思うと自覚って大切やな〜と思ったのです。


冒頭で高齢者の自動車事故について書いたけど
運転が下手な人っていますやん。
あれってなんでかな〜と考えてみたんですけど
おそらく「未来予測する力」が欠けている
そのように思ったのです。

なぜそのように思ったか。
それは巷でよく言われる言説

女性は運転が下手

ってのがキッカケです。

女性だから下手というよりも
男性と比較した時にその傾向が強いだけ
ただそれだけのことかも知れんな、と。
だって男性でも下手な人いますもん。
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で、本題に戻りますが
将来起こり得る可能性を予測すること
それが苦手な人は運転に向いてないと思う。

自動車教習所で習ってきた
かもしれない運転が苦手ってこと。

事故を未然に防ぐためには
”〇〇という可能性があり得る”
という意識が常にあって
自然とそれを回避するためのパターンってのを
頭に描けることだと思うんです。

運転が下手な人たちって
自分だけは大丈夫って根拠のない感覚が
意識的・無意識的にあるから問題だと思うんです。

それっていわゆる正常性バイアス(※)ですやん。
(※)正常性バイアスの「バイアス」は偏見、先入観といった意味。つまり正常性バイアスとは、多少の異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえ、心を平静に保とうとする働きのこと。この働きは、人間が日々の生活を送るなかで生じるさまざまな変化や新しい出来事に、心が過剰に反応し、疲弊しないために必要な働き。(引用:総合南東北病院ウェブサイトより)

例えば道路を走っているとしましょ。
自分がメイン道路を走っていると
側道から入ろうとしている車がいます。
相手の車を見てみると
ドライバーが左右確認をしている様子。

そして自分の車の後ろはガラ空き。
「自分の後ろに入るだろう」と思っていたら
突然飛び出してきてガッシャーン!
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これは自分が
「相手は自分が通り過ぎた後に入るだろう」
思い込んだからこそ起こった事故です。

しかし相手は何を見ていたのでしょう?
視覚では自分の車を捉えていたのになぜ?
それは相手も
「自分のこと見えているから譲ってくれる」
思い込んだからだと想像できます。

で、それに当てはまる人って
日常生活でも同じクセが表れていると思う。
私生活でも、仕事でも。


なお、ワイは車の免許持ってますけど
10年前に車手放したんですよね〜。

なぜか。

簡単な話。下手だったからです。
当時は未来予測能力が低かったです。
なので事故も数回起こしてます。

そして車を所持していることで
維持費も掛かるし、けど自宅は駅近いし
持っている価値も下がったってことっすね。

徒歩や電車使ってもストレスないし
事故を起こす確率がグッと減ったことを思えば
コストや利便性以上の価値を得たように思います。

もちろん車がなきゃ日々の生活もままならない
そんな地域や仕事に就いている人もいるので
車を持たない選択ができない場合は
自分の未来予測する能力を推し量りながら
安全運転を心がければ良いと思います。
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