計算ミスが多い子に共通する特徴|本当に「ケアレスミス」なのでしょうか?

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はじめに


「うちの子は計算ミスが多くて…」

保護者の方からよくいただくご相談の一つです。

テストを見返してみると、

* マイナスの付け忘れ
* 数字の写し間違い
* 計算途中のミス

などが目立ちます。

すると多くの方は、

「もっと集中しなさい」
「ちゃんと見直ししなさい」

と声をかけます。

もちろん集中力や見直しも大切です。

しかし実際の指導現場では、計算ミスの原因が別のところにあることも少なくありません。

本当にケアレスミスなのか?


私は生徒の計算ミスを見つけたとき、

すぐには「ケアレスミス」と判断しません。

なぜなら、

ミスには大きく2種類あるからです。

①本当のケアレスミス

* 数字を書き間違えた
* 見落とした
* 急いでいて間違えた

こうしたミスです。

これは見直しの習慣で改善できることが多いです。

②理解不足によるミス

例えば、

* 移項すると符号が変わる意味が分からない
* マイナス同士の足し算の考え方が曖昧
* 分数の計算ルールが定着していない

この場合は単純な不注意ではありません。
理解が曖昧だから間違えているのです。

計算ミスが多い子の共通点


指導経験の中で感じる共通点があります。

それは、

「分かったつもりになっている」

ことです。

授業中に説明を聞くと、

「なるほど!」

と思います。

その場では理解した気になります。

しかし数日後に同じ問題を解くと、

手順を忘れてしまったり、
符号の処理を間違えたりします。

これは能力の問題ではありません。

理解がまだ十分に定着していない状態なのです。

途中式を書く子は伸びやすい


一方で計算ミスが多くても、
伸びる子には共通点があります。

それは、

途中式をしっかり書くことです。

途中式が残っていれば、

* どこで間違えたのか
* 何を勘違いしたのか
* どこまでは理解できているのか

を確認できます。

逆に途中式を書かないと、

正解か不正解しか分からなくなります。

数学が苦手な子ほど、途中式は大切です。

「見直しなさい」より効果的なこと


計算ミスが多い子に対して、

「ちゃんと見直しなさい」

と言うだけでは改善しないことがあります。

それよりも、

* なぜ間違えたのか
* どの考え方が曖昧だったのか
* 同じミスを防ぐ方法は何か

を一緒に確認する方が効果的です。

原因が分かれば改善方法も見えてきます。

まとめ


計算ミスが多いからといって、
必ずしも集中力がないわけではありません。

実際には、

* 理解不足
* 定着不足
* 基礎の抜け

が原因になっていることも多くあります。

大切なのは、

「また間違えた」

で終わらせるのではなく、

「なぜ間違えたのか」

を確認することです。

計算ミスの原因を正しく見つけることが、数学の苦手克服への第一歩になります。

なお、次の記事も参考にして下さい。

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