心理カウンセリング ソリューションフォーカストアプローチを解説

心理カウンセリング ソリューションフォーカストアプローチを解説

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はじめまして。メーカー人事 兼 コーチのはなごえです。

今日は私が使うソリューションフォーカストアプローチについて紹介します!

ソリューションフォーカストアプローチは「解決志向アプローチ」「解決構築アプローチ」とも呼ばれることもありますが、ここではSolution Focused Approachを略してSFAと表記します。

SFAってどんな手法なの?

従来のカウンセリング手法は「問題には原因があり、原因を取り除くことで解決できる」という考えに基づいていました。

具体的には、カウンセラーがクライアントの問題や原因を詳しく聴いて、臨床心理の知識に基づき原因除去のために介入していく、というものです。

医者が、腹痛の原因はウィルスだと診断して、ウィルスを撃退する薬を処方するのと同じアプローチですね。

一方SFAでは、問題や問題の原因には注目せず「問題の代わりに何が起きたら良いのか?(クライアントが望んでいること)」と、望んでいることを実現するために「できていること(できたこと)」を引き出し増幅させるよう支援する、というアプローチです。

SFA面接のイメージ

次のようなイメージで面接を進めていきます。(すごーく単純化しているので、これがSFAの全てだと思わないでください!)

※CO:カウンセラー、CL:クライアント(相談者)


CL:会社に行くのが辛くて…。

CO:そうすると、○○さんとしてはどうなれば良いですか?(望んでいることを聞く)

CL:この辛さがなくなれば良いのですが…。

CO:本当にそうなると良いですよね。では、もし会社に行くのが辛くなかったとしたら、どんなことが違っていますか?(実現に向けた第一歩のヒントを探す)


CO:いいですね。他にはありますか?


CO:なるほど。それでは、最近ちょっとでも目覚めが良かったり、朝食欲があったりしたことはありませんでしたか?(できていることを聞く)


CO:いいですね。朝ごはんを食べることができたのは、どんなことが良かったのでしょう。(望むことに向けて役に立ったことを探す)


CO:CLさんはマンガを読むのが好きでしたもんね(カウンセラーは趣味や得意なことも雑談などを通して聞いています)。他にはどうですか?


問題の原因探しをしない
気づいたかもしれませんが、カウンセラーは問題の原因を聞いていません。

そのかわりに、クライアントが望んでいることを聞いた上で、それを実現するために何をすれば良いか考えるための材料を探しています。(SFAでは「ウェルフォームドゴールづくり」と「リソース探し」といいます)

なぜ問題の原因を深掘りしないかというと、いくら深掘りしても原因にたどり着けなかったり、原因がわかっても取り除くことができなかったりするからです。

例えば上の例の場合、
なぜ会社に行くのが辛いのか? → 仕事がうまくいかないから → なぜ仕事がうまくいかないのか? → 上司との人間関係が悪いから → 上司との関係が悪いのはなぜか? → うーん。。。
というように原因探しの泥沼にハマってしまうからです。

これでは悪いことばかりが思い浮かんでしまって、楽になりたくてカウンセリングに来たのに落ち込んで帰る、という結果になりかねません。

たしかに、問題の原因は除去できないかもしれません。

でも、代わりに望んでいることとそれに向けてできていることを積み上げていくことで、生活の中に問題の原因があったとしても、望んでいること・できていることが占める割合が増えていけば前を向くことができる、というわけです。


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