リボンを結わえたガスホース

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コラム
Eテレ ハートネットTV 「宗教2世」の関連の 完結編です。
あの宗教と関係を絶って、気がかりなことがひとつあります。
残してきた2世の子たちのうち、「懲らしめの鞭」という組織的な虐待で
心に癒えない傷を負った子たちの事です。
どうして内部にいながら気づいてあげられなかったのか…。
王国会館と呼ばれる集会場に、その手掛かりがあったのを知っていたのに…。
手がかりとは、タイトルにある、
リボン🎀が結わえてあったガスホースです。
そもそも2時間も、何をしているのかわからないまま、
黙っておとなしく座っているなんて乳幼児には無理なことです。
ぐずる、声を出すのをやめない、遊びだすと第2会場と呼ばれる小部屋やトイレに連れて行って、
お尻を叩くということまでは漏れる声で察知していましたが、
まさか、帰宅後、泣く気力を失うまで叩き続ける、
素手でなく、ガスホースやベルト、定規等で何十回、何百回、
痣が出来るまで叩き続けてたなんて、思いもよりませんでした…。
その方法は戦後間もない信者たちが決め、日本支部が日本中の会衆に文書で指示し、集会や家庭選書研究で徹底させていただなんて…。
もしも、あの頃2世たちに寄り添って話を聴きだせていたら…。
と思うと。
これは一生背負わなければならない十字架です。刺青です。

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