【#001】LINEリッチメニューの効果を最大化するために決めておくべきこと

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デザイン・イラスト
LINEリッチメニューは
トーク画面下部に表示させることができる
アカウント独自のメニューのこと。

リッチメニューを上手に活用することで
お客様を誘導して成約に繋げることができます。

なんとなーくメニューボタンの内容を決めて
『リッチメニュー設定したほうがいいって聞いたから
 とりあえず作っておこう』

じゃ、もったいない。
リッチメニューは言わばアカウントの「顔」。

例えば

■ 税理士・弁護士・司法書士などの士業
■ コンサル・コーチ・講師
■ オンラインサロン・コミュニティ

など、「人」を売りにするような職業の場合

「無料相談」「無料説明会」「体験予約」のような
ハードルが低くてかつ有益なものを用意。
そこに誘導するようなリッチメニューの構成を考えるのがオススメ。

無料だからといって、価値を感じない内容じゃ意味がない。
「すごい!」「この人にまかせたい」「もっと知りたい」
そう思ってもらえるような内容にすること。
出し惜しみしない。

give & take(ギブアンドテイク)
じゃなくて
givegivegivegivegivegivegivegivegivegive
ぐらいな気持ちで。

① 友だち登録
②「情報提供」をして「教育」←ここでたくさんgive!
③「無料相談」へ誘導
④ 無料相談で信頼・興味を高める←ここでもさらにgive!
⑤ 成約(購入・契約)

ざっくりとイメージがつかめましたか?
それでは具体的に考えていきましょう!



1.LINE公式アカウントの目的は?

まずはこれを決めないと始まらない。
LINEは色々な使い方ができる。
でも、目的はできるだけシンプルに一つに絞る。
これがオススメ!

--------------------------------------------------
<目的の例>
新規の月額契約のお客様を獲得する
--------------------------------------------------

複数の事業をしている方が
まとめて一つのLINE公式アカウントで
顧客を集めようとすると
配信内容や導線が複雑になり
アカウントの設計・構築がものすごく複雑になります。

アカウントは複数作ることができるので
1事業1アカウントで運用するのがオススメです。



2.LINE公式アカウントのターゲットは?

先ほど設定したLINE公式アカウントの目的。
これを達成するためには
ターゲットを明確にしなければなりません。

個人?法人?
性別は?
年代は?
職業は?
エリアは?

「どんな人でもいい」という場合でも
メインのターゲットとする人を決めたほうが
配信内容や導線を考えやすいです。

上で挙げた項目以外にも
税理士であれば
・これから会社設立したい人
・経営改善したい人
・事業拡大したい人
・経理業務を軽減したい人
・節税対策をしたい人

ダイエットのコーチであれば
・運動やエクササイズでダイエットしたい人
・食事改善でダイエットしたい人
・とにかく最短でダイエットしたい人
・挫折しないようにガチガチに管理してもらいたい人

など色々なターゲットが考えられると思います。

そして、大切なのは
「自分と相性が合う」ターゲットであること。

人間だから
こういう人は苦手・こういう人は得意
というのが必ずあると思います。

私だったら
「ビジネスマナーがある人」
「意見やアドバイスに耳を傾けてくれる人」
「安さ・早さよりも質・正確さを重視してくれる人」
じゃないと信頼関係を築けません。

売る側もお客様を選んでいいんです。
こういうお客様に自分のサービスを購入してもらいたい。
そういう観点でターゲットを決めるのも大事なことです。



3.ターゲットが抱える悩みは?

次に、ターゲットがどんな悩みを抱えているのか
思いつくまま書き出していきます。

・過去にお客様から聞いたこと
・知人や友人から聞いたこと
・自分の経験
などを思い出して書き出していきます。

予想・想像で書いても構いません。
合っているかどうかは置いておいて
まずは書き出しましょう。

次にネットで検索して
足りない観点があれば
追加で書き出していきましょう。

この「悩み」を書き出しておくことが
アカウントの方向性や
配信内容を決める上で役に立ちます

「悩み」を解決するような内容の
配信をしていけば
お客様にとって「有益」になります。

直接顔を合わせて会話をしなくても
ある程度の信頼感を相手に与えることができます。
これめちゃくちゃ大事!

だって普通なら何回か訪問して
話をしていく中で信頼関係を築いたりしますよね。

訪問するための移動で2時間+打ち合わせ1時間
これを1人あたり2回、20人とやったとしたら
3時間×2回×20人=120時間もかかります。
「とりあえず話を聞きたい」という
軽い気持ちで問い合わせる人も多数いるでしょう。
これだけ時間をかけて
成約になるのは何%でしょうか。
メンタル的にもきついですよね。

LINEアカウントなら
興味付けや教育を何人でも自動でできます。

ある程度教育(知識を提供)した上で
「無料相談」にのぞんでもらうことができるので
そこから成約に繋がる可能性が高まります。

そういう意味でも、
ターゲットの抱える悩みを書き出すことは
とても大事なステップです。

さらに、書き出した悩みの中から
自分が解決できるもので効果が高いもの
3つ選んでおきましょう。

それを柱としてコンテンツ(配信内容)を考えていきましょう。

コンテンツの作り方は
別の記事で追々解説できればと。



4.どんな導線を狙う?

目的とターゲット、ターゲットの悩みが
明確になったところで
アカウントの導線を考えていきます。

冒頭で紹介した以下の形がオススメです。

① 友だち登録
②「情報提供」をして「教育」←ここでたくさんgive!
③「無料相談」へ誘導
④ 無料相談で信頼・興味を高める←ここでもさらにgive!
⑤ 成約(購入・契約)

自分が逆の立場だったら、
よくわからない人から
よくわからないサービスを購入しようとは思わないですよね?

どんな人で
どんなサービスで
それを自分が導入することで
どんなベネフィット(効果・利益)があるのか。

それを伝えられるコンテンツを用意すること。
「コンテンツ」といっても難しく考えなくて大丈夫。
ブログの記事でも、自分でスマホで撮影した動画でもいい。

そのコンテンツを見てもらえるような
配信方法やリッチメニューの構成を考えましょう。

『できるだけ手作業をなくして自動化したい』
という方は、LINEマーケティングツールの導入も
検討してみてはいかがでしょうか。



5.どうやって友だち登録を集める?

せっかくLINE公式アカウントを作っても
友だち登録がなければ意味がありません。

既に影響力のあるSNSやブログを
運営しているのであれば
そこからLINEへ誘導するのが王道です。

でも、大半の人はそんなの無理ですよね。
「よし!これからTwitter始めよう」
「YouTube始めよう」
って始めたところで
見てもらえるようになるまで
どれだけ時間がかかるの?っていう話です。

そこで、誰でもできて
一番手っ取り早いのが「広告」です。

■ LP(ランディングページ)を使う方法

SNS広告、Google広告、LINE広告などを出稿。
広告→LP→友だち登録
と、LP経由で友だち登録を増やす方法があります。
友だち登録のカギとなるLPを別途用意する必要があります。

■ LP(ランディングページ)を使わない方法

えっ、LPも用意しなきゃいけないの?
ハードル高いなぁ…
という場合は
「LINE友だち追加広告」がオススメです。

「LINE友だち追加広告」は
広告→友だち登録
と、LPを経由させず直接友だち追加へ誘導することができます。

私のお客様でも
実際にこれで友だち登録を増やして
成約に繋げた方がいらっしゃいます。

LPがないので
広告画像と広告文でどれだけ興味をひくか
が重要になります。
手軽に始められるので試してみる価値は充分あると思います。


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LINEの広告を使う際の注意事項
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広告利用の際には審査が入ります。

アカウントの種類や配信内容が
もしLINEの利用規約に違反している場合。

今まで見逃されてきてセーフだったのに
広告を利用するタイミングで審査が入り
垢バン(アカウント利用停止や削除)されることもあります。

既に友だち登録がある場合は
垢バンされた時のための対策もした上で
広告を出稿することを強くオススメします。
「LINE 垢バン対策」で
YouTubeやGoogle検索をしてみましょう。



6.最後に

思いのほか長くなってしまったので今回はこの辺で。

できるだけ専門用語を使わず
わかりやすく書いたつもりですが大丈夫でしょうか?
難しかったでしょうか…?

わかりづらい部分があったら
メッセージで質問いただければと思います。
押し売りはしないので安心して質問してください!笑


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