不安、怒り、焦り。
できれば感じたくない感情ですよね。
だから私たちはつい、「どう消すか」を考えてしまいます。
でももしそれが、ただの邪魔者ではなく、
自分の内側からのサインだとしたら?
少し立ち止まって、
その感情が何を伝えようとしているのかを見てみる。
するとネガティブな感情の中に、
大事なヒントがあることに気づきます。
今回は、不安・怒り・焦りという3つの感情から、
その意味を整理していきます。
➊不安感
人のストレスナンバーワンと言ってもいい「不安」。
これが途絶えない・強いから辛いし、
人と比べた時自分を責めるし、
些細な言葉に振り回されてしまう。
だから不安は「消す」もの!と思っています。
とはいえ、絶対消えないのも不安の特徴です。
不安感によるストレスを癒すのと、
不安が自分にどんな意味を持つのかを考えるのは別の話。
不安とは未来の変化に対する黄色信号です。
でも『危険!ダメ!間違い!』という意味の
黄色ではありません。
これから何かが変わろうとしている
それは自分が経験したことが無い変化かも
だから今までのやり方は通用しない
今までと違う結果になっても不思議じゃない
『だからお腹に力入れて歩こうね』
と伝えているのではないでしょうか。
➋怒り
怒りもまた厄介な感情です。
人が追い詰められた時の反応として
「闘争・逃走反応」というものがあります。
怒りは「闘争」、つまり周囲との争いに繋がる反応を生みやすい。
だから厄介です。
周りと揉めないためにも、怒りを管理できると便利です。
だけど、「周りと揉める可能性があるから」
怒りは駄目な感情なのでしょうか。
もちろんそんなはずはありません。
怒りを感じる場面を1つ想像してみてください。
それはただイライラした、むかついただけの出来事でしょうか。
辿っていけば、
必ずその先に何かを「守るため」だったことに気づくはずです。
怒りとは、そのサイン。
あなたにとって大事ななにかを守った、
壊されたり傷つけたり触れられるのを回避するため。
つまり、そこにはあなたの「価値観」があるのです。
➌焦り
焦りの感情もまた、冷静さと余裕を奪います。
✅早く早く
✅急がないと大変なことになる
✅このままじゃいけない
誰かに追われるように。
でも逆に実際は焦りに囚われて
何も行動出来ていなかったりします。
そしてまた時計やカレンダーを見て焦る💦
具体的な行動に出ないのはなぜでしょう。
例えば期限が決まっていて、それが迫っているから焦る
というなら、なんだかんだ行動はするはずです。
動かない、ということは期限に追われて焦ってるわけじゃない。
漠然とした未来に対する焦りです。
そうなんです、漠然としているから、焦る。
ということは明確になれば焦りも収まる。
ではどうやって明確にするか。
「来る未来を明確化する」のではありません。
「どんな未来にしたいか」を、自分で決めるのです。
➍まとめ
不安は、「これから変化が起きる」というサイン。
怒りは、「大切なものを守ろうとしている」というサイン。
焦りは、「未来が曖昧になっている」というサイン。
どれも決して、排除すべきものではありません。
むしろそれは、自分の状態や価値観、これから進む方向を教えてくれる
“内側のナビゲーション”です。
ネガティブな感情を感じたとき、
すぐに打ち消そうとするのではなく、
「これは何を伝えようとしているんだろう?」
と問いかけてみる。
その習慣が、感情に振り回される状態から、
感情を活かして進む状態へと変えていきます。
感情はコントロールするものではなく「対話するもの」と見てみましょう。
そう捉えたとき、これまで邪魔だと思っていたものが、
自分を支えてくれる存在に変わっていくはずです。