しかし、自分のメンタルを保つためには、そういう時こそ好きなこと・楽しいことをやりましょう。
そこから
活力をもらいましょう。
メンタルの力は、体力とは違い一晩寝れば補給される、というものではありません。
何かから活力を得て、それを使って難しい問題へ立ち向かうのです。
エネルギーが切れてしまってはうつ病になった家族との療養生活を乗り切ることは難しいでしょう。
見逃さななければ良い方向へ向かうためのヒントを掴めます。
時間は味方になってくれるので、
焦らないことが大事です。
医学的治療、生活習慣の工夫・改善、生活費・収入の見直し、職場への復帰方法、家族内の役割分担の変更、療養環境を整える、将来設計の見直し
等。
うつ病本人は、自分の病気と向き合うことで精いっぱいですから、
それ以外の「一次担当」は家族となります。
しかし、
家族が全部を最後までやり遂げることは出来ないし、その
必要もありません。職場への復帰は、うつ病本人・職場の責任者・産業医・主治医で相談して決めるものです。
生活費の見直しが必要な場合、ファイナンシャルプランナーや税理士などの専門家の意見が役に立ちます。福祉制度を利用するときは市役所や福祉の専門家に任せましょう。
うつ病そのものは、主治医がいます。主治医のいいなりになれ、という意味ではありません。信頼できる医師と出会えるまで転院していいですし、出会えたら情報共有しながら寛解まで付き合ってもらいましょう。
共倒れしかねないご家族は、
人に頼ることが苦手な方が多いです。
この機会に、
人に頼る・甘えるスキルを身につける、と考えるのもいいかもしれません。