夫婦とは誰より近い相手。
しかし相手が発達障害だった場合、想定していなかった苦悩がのしかかります。
しかし障害で苦しんでいる妻・夫にそれを話すことも中々難しい…。
一人で踏ん張っている方は、人知れず辛い思いを抱えているのではないでしょうか。
発達障害(神経発達症)は、持って生まれた特徴なので、うつ病などの精神疾患のように「治す」という視点を持って接していると、中々「治らない」ことへストレスがたまる一方です。
発達障害は、かなり極端なその人の特徴です。極端すぎるから社会への適応が難しく、本人も周囲も辛くなります。
それでも無理に社会への適応をゴリ押しすると、うつ病等の二次障害へつながりかねません。
発達障害は、【本人の特性✕環境との相性】で、困り度が変わってくると、私は考えています。
ただ、その調整が本当に難しい…。
本人の特性の全てに合わせた環境を用意すればいいのか、というと、現実的ではありません。
発達障害を持つ人が環境と適応していくためには、
1.本人と伴侶が、本人の特性をしっかり理解する
2.投薬で対処できる症状は、病院に相談する
3.得意なこと・出来ること・やりたいことを伸ばす
4.NG条件への対策を考えて実行する
5.新しい環境に入ったら、周囲の理解を得られるために特性を説明する
6.家庭外の活動の場にも理解者を作る
などに、二人三脚で取り組んでいく必要があります。
勿論当事者ご家族だけで対応できることではありませんし、障がい者本人には公的支援がある反面、家族を主体に支援してくれる制度はありません。
とはいえ、家族がが辛くないわけはありません。
特に夫婦なら、誰より辛いと言っても言い過ぎではないと思います。
かく言う私も、経験者です。
一番そばにいるので一番理解できているから、「あなたが頑張るのよ」と言われ続ける。
それは分かっているけれど、とはいっても自分も辛い。
「私の辛さはどうしたらいいの?」
そんなことを感じ続けていました。
経験者だからこそ共感できる辛さ、専門家だからこそ出来る支援を
私にお手伝いさせてください。
お話を伺うにあたり、
・お悩みのお相手とのご関係
・障害名
・同居家族構成
をお伺いすることがあります。
カウンセリングの内容は、個人情報を含めて秘密厳守いたしますのでご安心ください。