「何もかも自分が悪かったのだ」と考えていると、手の打ちようがありません。
まずは状況分析を行いましょう。
◇いつ
◇どこで
◇誰が
◇何を(した・言った)
◇結果どうなった
かを洗い出します。
この時、きっと悪いことばかり出てきてしまうだろうから、良い悪いは考えず時系列で一つずつ思い出しましょう。
全部洗いだしたら、その中から
◇ダメだったところ
◇間違ってしまった行動、思考、言動
をピックアップしてみましょう。
更に「自分のせいだ」と思っていたものが、実はそうじゃなかったことに気が付くと思います。
「本来ならこうあるべきだった」という理想と、実際の状況とで差(ギャップ)があることで、ギャップ分を「自分の責任」だと思って落ち込んでいる状態です。
では、そのギャップとは、具体的に何でしょうか?
など。
ギャップの内容を理解できると、「
ギャップの埋め方」も思い浮かびます。
時間はかかるかもしれませんが、一つずつ埋めていくことで、着実に理想に近づいていきます。
自責の念に囚われているあいだ中、同じ思考パターンがぐるぐるしていませんか?
こうした
極端な思考を「
認知の歪み」と呼びます(本来はもっと種類があります)。
物事を見る角度が固定されていたり、色メガネで見ているために、本来の姿としてとらえられず、歪んで理解してしまっている状態です。
「見方」の問題ですから、一歩下がれば違う捉え方もできます。