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コラム
【うつサポ体験談③】夫、転院する
記事
コラム
にしおか@支える人の自己実現コーチ
2022/02/21 10:40
さて、件のメンタルクリニックには1年ほど通院しました。
その間、夫は半年間
休職→復職
しましたが、中々安定しませんでした。
いわゆる「
リワーク(復職)プログラム
」とは、本人の復帰意欲と、主治医の判断を元に、職場の責任者が復帰後の段階的な復職ステップを相談します。
ただ、18年前にはそんな概念ありませんでした。あったのかもしれませんが夫も私も、主治医も職場の上司も知りませんでした。
「6カ月たったから」ということで、
半強制的に復職
しました。
休職前の職場(出張や客先訪問が多い)ではなく、社内で完結する部署への異動も、あわせて行われました。
しかし、本人はまだ万全とは言えない状態だったうえに、段階的もへったくれもない復帰でした。
今でも、復帰初日の疲れ切って帰ってきた夫の顔をおぼえています。
この6カ月でため込んだ元気を全部使い果たして帰ってきました。
もう食事をするどころではないです。食卓に座り込んで動けなくなってました。
それでも次の日ちゃんと出勤しました。今思うとすごい気力と、無理をさせ過ぎたと後悔しています。
うつ病の人の「大丈夫」「頑張る」は、言わせてはいけないし信じちゃいけない
ですね。
復職すれば当然体力も使う、今までの病院は通院も待ち時間もかかりすぎるため、また、中々改善しない主治医の先生との関係性もあり、もっと近くに無いか、と自分達で病院を探して
転院
しました。
最寄り駅から3分、自宅から歩いていける距離です。
さらに、どんなフローになっているのか分かりませんが、待ち時間ゼロでした(笑)
待合室で他の患者さんと遭遇することも稀です。診察券を出すとすぐ呼ばれます。私も同席可でした。
快活そうな男性のお医者さん。主人の話(職場環境、休職→復職してからののこと、前の先生とのお話)などを、ふんふん言いながら聞いてくれました。
そして衝撃の一言。
『転職? 全然オッケーでしょ。だって職場が原因で鬱になったんでしょ? 原因が職場なのに、そこに戻って行ったらまた悪くなるの当たり前です。辞めていいんです、そんな職場は』
まじかー!と思ったのを今でも覚えています。
しかし先生の理論は明快で、今でも「そうですよね!」と言いたいくらいです。
(ちなみに「元の職場に復帰することがうつ病完治と言える」という言説の根拠を後日知り、愕然としました)
急に元気になった夫(笑) 私もですが。
なんだかんだあり、復帰から1年下あたりで
退職を決意
しました。
同じころ、自宅周辺が改築工事ラッシュで騒音が半端なく、うつ病の人が生活する環境じゃないし、私だけが収入源なのでそれに見合った場所に引っ越そう、となったため、
転居
もしました。
それから
薬
について。
その時服用していた薬を持って行ったら、
『これとこれは同じ効き目だから重複しなくていい。そしたらコレも要らない』
と整理してくださり、結果三分の一くらいに減りました。これもびっくり。
転居についても上記の先生に相談したところ『全然オッケー』と言われました(笑)
今でも感謝しています。
主人は、転居する前のことをほとんど覚えていないそうです。
その後、合計3回転居しましたが、引っ越すたびに夫の状態が安定していきました。
転居先が他県だったため、その先生とのお付き合いは半年くらいでしたが、夫もその先生のことは信頼していました。
今でもお元気かな。若い先生だったし、きっと活躍されているでしょう。
≪教訓≫
・
復職は慎重
に。うつ病に理解がない職場なら戻らないほうがいいかもしれない。
・本人の言う「頑張る」「大丈夫」は鵜呑みにしないほうがいい。
・何が苦痛か、うつの原因かによって、環境の変化は吉とも凶とも出る。
一般的なセオリーより「自分は・家族はどうなのか?」が大事
。
・転院しないまでも、主治医の方針に疑問を感じたら『
セカンドオピニオン
』もあり(うちはしなかったけど)。
#うつ病
#転院
#復職
#経験談
にしおか@支える人の自己実現コーチ
支える人の自分軸コーチ / 50代前半 / 女性
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