思い出「俺の餅味1」

記事
小説
展示画像.jpg


【餅つき会場行進】





5歳の時
町内会で餅つき大会があった。

餅つき大会は
朝9時から始まり
お昼にそのお餅を食べる予定。

俺は
この餅つき大会が楽しみで
父親と一緒に会場に向かった。
テクテク( *´艸`)(っ´▽`)っ))テクテク

母親は
弟がまだ1歳半だったので
お昼に弟と会場に向かう予定。

会場は
歩いて10分位の所にある大きな公園。

その会場に向かって歩いていた時
周りの団地から子連れ親子が
ウジャウジャ出てきて会場に向かっていた。

しかも何故か
我々より速足で会場に向かっている。
イソイソ(*゚д゚))(*゚д゚))(*゚д゚))イソイソ

matthew-lejune-6GQ7-xT_rWo-unsplash.jpg


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓











【最果ての地】





俺と父親は
テクテク歩いて会場に向かっていたが
会場が凄い状況になってた。

それは
朝9時少し前だと言うのに
子供達が長蛇の列を作っている。

我々は
その光景を見て焦り
父親が俺を小脇に抱えて走り出した。
イソゲ-!( *゚д゚)σ))д゚*)

父親は
「このままのんびり歩ていたら
餅を付く頃明日になっちゃうよ!」
そう言って走った。

でも
会場に付いた時には
地平線の彼方まで長蛇の列だった。

仕方なく我々は
最後尾の最果ての土地に並んで
長時間待つことを覚悟した。
(*´Д`*)(´・ω・`)アァ~

そしてしばらく待っていたら
町内会のボランティアの人たちが
子供用の杵と臼を車から大量に出してきた!

boy-373441.jpg


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓











【四次元ポケット】





車から出してきた臼と杵の数は
なんと11セット!

このとき俺は
1台のハイエースから
11セットも杵と臼が出てくる光景を見て
正直圧巻だった。

その光景は
まるで四次元ポケットから
道具が無限に出てきてる気がした。
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!

きっと凄く上手に積んできたのだろうが
今の道交法だと
絶対積載重量オーバーな気がする。

そして
その子供用餅つきセットを
横1列に並べ始めた。

俺は
11セットも杵と臼があれば
きっとすぐ我々の順番も来ると安心した。
ナイス!d(≧▽≦)オジサン

そして
とうとう餅つき大会が始まった。

pexels-roman-odintsov-4553618.jpg


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓











【黄粉餅】





我々は
小学3年生までの
子供餅つき会場に並んでいた。

餅を付ける時間は
1人1分までとなっている。

みんな時間制限があるせいか
かなり餅を付くスピードが速い。
(# ゚Д゚)yイソゲー!

そのせいもあってか
スグに臼1つ分に入った餅が完成した。

臼1つ分には
「10人分位のお餅が入ってますよ~」と
ボランティアの人が叫んでいた。

出来上がったお餅は
テントに設置してある調理場に運ぶ。

そこでお母さん達が
お餅を小さくちぎって黄粉をまぶし
小さなお餅を作っていた。
Ω__(*゚∀゚*)_Ωオモチー!

chi-pham-UyHS8Wvyqwg-unsplash.jpg


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓











【臼叩き】





完成したお持ちの種類は
黄粉餅1種類のみ!

でも俺は
そのお餅を早く食べたくて
待ち遠しかった。

1人餅を付く時間の1分は
結構早く終わるようで
どんどん俺の番が近づいてくる。

餅を付くとき何名かは
餅じゃなく臼を叩いた子もいて
その時すごい音がしたから目立っていた。

俺は
「臼を叩くなんて恥ずかしい奴め」
そう思って苦笑していた。
(*`∀´*)フフフッ

そして
お餅を付き終わった子からテントに向かい
自分で突いた出来立てのお餅を食べる。

俺は
その光景を見て
「早く餅食いて~((ヾ(*>_<*)ノ))」と
我慢しきれないでいた。

zoe-graham-4TaD8tyFPkY-unsplash.jpg


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓











【俺のターン】





そして
やっと俺の目の前の子が餅を付き始め
とうとう順番が回ってきた事に
ワクワクし始めていた。

俺の目の前の子が
餅を付いているのを見ていたら
その子がなんと!
水差ししてるおじさんの手を叩いてしまった!

おじさんは
ちょっと痛がっていたが
スグに「大丈夫!再開しよう!」と言い
お餅を付き始めた。

このとき俺は
「臼を叩いたり手を叩いたり
カッコ悪くて恥ずかしい奴らめ(*`∀´*)」と
心の中でバカにしていた。

そしてやっと俺の順番が回ってきて
念願の餅を付き始める。
ワァ─o(´・∀・`)o─ィ♪

杵を持つと思った以上に重たい。
┗(;´Д`)┛オモテ‐!


でも父親に
「短く持てば軽くなる」と言われて
短めに持ち軽々突く事が出来た。