テクノロジー「全方向移動バイク」
記事
IT・テクノロジー
【作り方】
今回凄い乗り物が発明され自転車や
バイクは前後にしか進めないですが
物作りの専門家であるエンジニアが
全方向移動できるバイクを作りました
このバイクは前後だけでなく左右や
斜めにも動けてその秘密はバイクの
タイヤが普通のゴムのタイヤではなく
大きなプラスチックボールにあります
これはサーカスで使う玉乗りボールと
同じ玉を使い実際に曲芸の動きを見て
玉の動きの特性を研究しこの情報を
今回作ったバイクにも応用しました
本体と玉の間には小さなローラーが
たくさん取り付けられボールを色々な
方向に回す事で前後左右自由に動けて
アクロバティックな操作が出来ます
バイク本体フレームはアルミニウムを
使用し重量を減らして玉の間にある
ローラーに重さによる負荷を少なくし
駆動パワーを最大限に出してます
細かい部品は家庭用の3Dプリンターを
使用し作ったですが機械の動きが遅く
1月位かかってしまってパーツも大きく
材料費がかなり高くつきました
玉の間のローラーは市販されてる大きな
ボールベアリングを使い滑らかな回転を
実現させモーターも市販されてる強力な
工業用の物を使ってます
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【完成と課題】
このバイクは普通にまたがるだけだと
バランス取るのが難しく転んでしまい
そこでまたがるだけですぐ乗れる様に
コンピューター制御を導入しました
これで自動でバランスをとる事が出来
行きたい方向に体を倒せばその方向に
バイクが素直に進んでくれる様になり
とても乗りやすくなったのです
更に強力で長持ちなバッテリーを使い
長く安定して動ける工夫もし完成度を
高くできましたがここまでの開発の
最初の頃は失敗続きでした
最初の試作ではタイヤが空回りして
スリップするから思うように進めず
静電気でコンピューターが狂ったり
玉を動かすローラーが外れもしました
でも彼は諦めずに改良を重ね続けて
今ではスムーズに動くように完成させ
商品化すれば狭い道でも楽々移動でき
次世代の車やロボットにも使えます
ただまだ安全性や耐久性の問題があり
これから更に進化させなくてはならず
玉の素材もゴムの必要がありますが
設置面積が少ない為とても滑ります
雨の日や雪の日は最悪玉が空回りし
全く進む事が出来ないどころか滑って
坂道で停車した時など絶対事故るから
この課題を何とかしないとなりません