科学技術「脳に咲く毒花」

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【発見】





とうとう不治の病である
アルツハイマー病の原因を
発見する事が出来ました。

その原因は
アルツハイマーになる原因の
脳に蓄積さる毒性タンパク質
アミロイドβを分解できない事です。

健康な脳なら
このアミロイドβーを分解でき
脳に蓄積させません。

アルツハイマーになる原因は
今ま毒を出すタンパク質の
アミロイドβが脳を死滅させる事が
原因とされてました。

なので治療方法も
このアミロイドβーを無くす方法で
治療薬を投与してました。

しかしアミロイドβを
いくら一生懸命に無くしても
アルツハイマーが治る事が無く
進行し続けてます。

その原因は
アミロイドβーを作る物があり
それを無くさないと根本的な
治療にならなかった為です。


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【処理方法】





今回の研究で発見された物こそ
このアミロイドβを作る原因の
毒の花と言う精製工場です。

脳の中で使い終わったタンパク質は
老廃物になってそれを回収し
分解して排出します。

老廃物のタンパク質を回収する物は
オートファゴソームという入れ物で
これが老廃物を回収して
満タンまで貯め込みます。

そして満タンまでため込むと
酸性の液体「リソソーム」と融合し
老廃物を分解して処理します。

しかしアルツハイマーの人は
この酸性液であるリソソームの
分解能力が低下してしまってて
老廃物を分解できません。

すると老廃物を回収する入れ物は
更にたくさんのリソソームと融合し
何とか分解しようと試みます。

でも
分解能力が低下したリソソームじゃ
いくら融合しても分解できず
リソソームが溜まって行きます。


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【毒の花】





そして老廃物を分解できないのに
分解液リソソームと融合しまくって
老廃物の箱オートファゴソームは
肥大化してしまいます。

するとその肥大化した
オートファゴソームの箱の中で
老廃物が毒を放出する
アミロイドβーに変化します。

このアミロイドβから
放出された毒によって
脳細胞がどんどん死滅し
アルツハイマーになります。

毒の花という物は
肥大化したオートファゴソームが
花の様に見える事から
「毒の花」と名付けられました。

つまりこの毒の花は
アルツハイマーになる以前に出来
これを事前意に発見できれば
アルツハイマーを防げます。

しかしこの毒の花が作られて
アミロイドβが製作され
毒を吐き始めるまでの時間が
たったの4ヶ月しかありません。

この短い期間で
分解効果アップの薬を投与するか
分解液のリソソームを投与するか
そうしないと間に合いません。


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【完治】





もし間に合わないと
アルツハイマーが始まり
脳が死滅し始めます。

その後アミロイドβを無くし
毒の花を消滅させて
老廃物を分解できるようにしても
脳に死滅した部分が残ります。

一度死滅した脳は
再生させる事が出来ませんが
生きてる脳が死んだ脳の部分を
おぎなう形になります。

しかしその為には
リハビリが必要になり
健康状態まで回復しませんが
一応完治させられます。

この毒の花を発見した方法は
アルツハイマーになる遺伝子を
マウスに投与して調べて
発見出来ました。

アルツハイマーのマウスの
脳を調べてみると
この毒の花がある事が解りました。

そしてアルツハイマーで死亡した
人間の脳を病理解剖したら
マウスで発見された物と同じ
毒の花がある事が解ったのです。

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