煩雑化するUSB規格 #2

記事
IT・テクノロジー
今回はケーブルについてです。何か買うと必ずケーブルが添付されて、家に山ほど溜まっていきますよね。将来的にType-Cに統一化が進めば、家に1本あればいい訳です。

伝送スピードについてちょっと前回のおさらいです。
キャプチャ.PNG

ここからケーブル仕様について


キャプチャ.PNG

キャプチャ.PNG

USB 2.0と3.xの違いは伝送速度が異なるのはもちろんですが、USB 2.0では送信/受信を切り替えながら伝送する、半二重通信。USB3.0からは送信/受信をそれぞれ独立して使用する全二重通信を採用しています。USB 3.xはPCIeをベースとしているので、ここら辺の仕様も踏襲されているのですね

キャプチャ.PNG
そして、USB 3.2で追加された x2モード。これは物理的に2系統使用することで、スピードアップしているだけですね。このモードはType-Cケーブルが必須です。(通常のType-AやType-Bは1系統しか準備されていません。)

ケーブルにはロゴが付いているので、実際にケーブルを購入する際はロゴを確認するとわかりやすいかも。(規格のバージョンによって意味合いが若干異なるので注意ですが。)
キャプチャ.PNG
※1
Type-Cの場合は2レーンあるので20Gbpsで、USB 3.2 Gen2 x2と同スペックです。USB 3.2が規格化される前にType-Cが規格化されており、USB 3.1を2系統通すようにType-Cの中で規格されました。後にUSB 3.2で正式にx2モードとして規格化。(わかりにくいですねー。)


続く・・
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す